2011年3月11日
東京電力福島第一原発大事故
地球温暖化は、もはや、止まらない!
どうするの?
「黒ゴジラからの地球人への警告!
Can you JINRUI survive?
Can you?
Yes,we can!?
Never give up! 」
希望の星は、恐竜皇帝ティラミスか?
それとも、手遅れか?

2011年3月22日 午後8時過ぎ
千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、海辺の美しい町、館山市内にて。
語り手のこけるさんは、今、例のマクドナルド店内にいる。メイさんも、いる。彼は、テーブルの中央に、Bサイズのコピー用紙を置く。
こけるさんは、用紙に書かれている情報に目を通す。こけるさんは、隠されていた?情報を知り、福島第一原子力発電所の事故の過酷さと危険性が、より深刻であることに言葉を失う。

長編小説B53前回の続き

福島第一原子力発電所の現場
東京電力の社員と協力会社の作業員たち、約70名が、危険な累積被曝線量を避けるために、短時間で交代しながら、昼も夜も必死で、注水作業を続けている。原子炉内の圧力が、高まると、原子炉内部への注水は、弾き返される。そのため、作業員たちは、ポンプの出力を最大限にして、注水作業を続行する。
彼らは、手足腰に、大きな負荷をかけられて、ふらふら状態になる。

三月十五日 早朝
2号基で、爆発音が、して、圧力抑制室の気圧が、低下する。福島第一原発所長の吉田昌郎(まさろう)氏は、
必要最小限の50人を残して、750人の職員を現場から一時避難させる。
750人は、福島第一原発内にある、
サービスホールと言う施設に避難する。
しかし、そこも、危険になるかもしれない。危険を避けるために、彼らは、バスに分乗して、約10キロメートル離れた、福島第二原発に移動する。福島第二原発の原子炉は、完全な冷温停止状態で、電気も、通り、安全である。

三月十五日 深夜
被曝者たちが、放医研に、ヘリコプターや車で運ばれる。
東京電力会社員が、33名。
自衛隊員が、5名。
原発で働く、建設会社社員が、3名。
消防士が、1名。
年齢は、21才から50才まで。
合計、42名の被曝者。
彼らは、福島第一原発で、注水作業をしていたようだ。水素爆発の爆風で、上腕部を骨折した人や大怪我を負った人も、いる。彼らは、放射線被曝をしているが、どの程度なのか?

三月十六日
2号基から放出される放射線エネルギーの強度が、高くなり、その量が、多くなり、防護服の作業員たちは、2号基に近づけなくなる。
上空の放射線エネルギーも、同様となり、自衛隊員たちは、ヘリコプターによる注水作業を断念する。

3号基は、昨年の8月から、プルサーマルを実施している。プルサーマル3号基は、MOX(モックス)核燃料を燃やす。MOX核燃料は、ウランに、プルトニウム酸化物を混ぜて作られる。プルサーマル原発は、通常の原発より、原子核分裂を、より起こしやすい。MOX核燃料棒は、通常の核燃料棒よりも融けやすい。
したがって、プルサーマル原発が、事故を起こせば、原子核分裂を停止させることが、より困難となる。
2号基も、不気味な状況にあるが、プルサーマル3号基も、不気味な状況にある。プルサーマル3号基の圧力容器が、爆発する。その可能性を、
誰も、否定できない。万一、それが、爆発すれば、首都圏は、大パニックになるであろう。

参考
プルとは、プルトニウムを、サーマルとは、熱を意味する。通常の原子力発電所で、プルトニウムを燃やす。それを、プルサーマル計画と言う。日本は、プルサーマル計画と言う苦肉の策で、余剰プルトニウムを、つまり、使い道のない、極めて毒性の強い、核兵器に転用可能なプルトニウムを始末する。

わしは、用紙に書かれた、すべての情報に目を通した。福島第一原発と、その敷地と、その周辺は、今、まさに、戦場であるな。敵は、日本人自らが、作った巨大原子力発電所四基である。現場の戦士たちは、強敵四基に注水作業をし続けて、強敵を冷却し続けなければならぬ。
戦士たちは、不可視な殺人放射線を浴びながらも、奮闘中である。
わしは、メイさんに、
「福島県は、戦場になりましたな。
フクシマは、人が、近づくことができぬ、危険な戦場になりましたな」
と言うなり、沈黙してしまったな。
メイさんが、短い沈黙を破った。
終わり
いいね!ありがとうございます。
佐藤美月さんへ
内藤隼人さんへ
高瀬甚太さんへ
ちあきさんへ
けだらけさんへ
izuminiaさんへ
mentalneroliさんへ
shino四柱推命さんへ
女性の心と魂が輝くさんへ
hiーhiーfu163さんへ
危険な猛暑日が、続く!
私は、
こんな暑い夏でも、薄い上着を着て、自転車に乗らないで、汗を流す。快適な場所まで、約25分歩く🚶。クーラー除湿器ありの部屋に閉じ込もっていると、身体の汗腺機能が、落ちてしまいますぞ。
夏は、これから先、3か月も続く!
このまま10年後20年後の地球環境が、恐ろしい!!



長編小説B53近未来の人類は、超やばい!ぞ。