2011年3月11日
東京電力福島第一原発大事故
地球温暖化は、もはや、止まらない!
どんすんの?
皆様方
人類の生存危機だな。しかも、最大の危機だな?
「黒ゴジラからの地球人への警告!
Can you JINRUI survive?
Can you?
Yes,we can!?
Never give up! 」

2011年3月22日 正午過ぎ
千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、海辺の美しい町、館山市内にて。
語り手のこけるさんは、イオンショッピングセンター内の外食フロアーで、ドリンクを飲みながら、読者の皆様方に、かつて、不動産会社の社長だった頃の日本社会と、自分の仕事ぶりを告白中。

長編小説B37前回の続き
1990年、日本のゴルフ会員権の相場が、1億円に達した。たかが、ゴルフの会員権が、1億円の価値を有する。その社会的現象は、異常と言うか、狂っておったな。日本では、ゴルフ会員権、それ自体が、投機の対象物件になっておったのじゃ。
なんとまあ、驚くなかれ、
東京都の地価総額は、アメリカのカリフォルニア州全体を買収できる程、高騰しておったわ!
驚きを超えて、信じられんわ!!
オーマイ、ゴッド!!!

その頃、日本では、円高が、進んで、ドル安となる。
つまり、円の価値が、アメリカ、ドルの価値に対して、相対的に高くなる。円とドルの外国為替レートの交換に連動して、円の価値は、アメリカ以外の他国の通貨の価値よりも、相対的に高くなる。
そうなると、ある日本人が、海外で、1000万円の買い物をしても、当地の商品や不動産を、これまで以上に、よりたくさん、購入できる。
あの、岩手県出身の、歌う不動産王は、円高のメリットを最大限に利用して、ハワイや香港などで、有名ホテルや土地を買収したそうじゃ。彼は、プライベート用のジェット機を買って、それに乗って、海外へ交渉ビジネスに出掛けたそうじゃ。
彼は、後に、離婚したが、金髪ブロンド美女と結婚したな。
うらやましいねえー。

逆に、円安になれば、どうなるのかな。立場が、逆転する。
海外からの旅行者が、同じ金額で、円と交換しても、これまで以上に、よりたくさんの日本の商品や不動産を買うことができる。2011年以降の日本では、円安が、徐々に進むであろうな。
さて、話を元に戻す。
バブル経済の絶頂期の頃、
青年社長は、不動産会社の経営で、もうけたマネーを元手(もとで)にして、飲食店経営にも乗り出した。
わしの本業は、不動産会社経営であり、第二のビジネスは、副業であり、趣味と実益を兼ね備えた、楽しい商売であった。
わしにもな、メイさんに勝てる知識と腕前が、あるぞ。
それはな、ビジネスの実務経験と歌唱力であーる。それから、料理の腕前も、たぶん、メイさんには、勝てるだろうな。
青年社長は、松戸駅周辺のビルのワンフロワーを借りて、中央に、小ステージあり、最新のカラオケ設備あり、日本全国の地酒、日本酒と地(元)ビールと日本のワインを取り揃えた、ナイトクラブを創設した。
次に、わしは、店長と調理師と調理補助その他のアルバイトと、20代、30代の美女、数名を採用した。
夢のような、きらびやかな照明空間で、週末には、小ステージで、アマチュアバンドに演奏させた。
わしの誕生日には、プロの歌手やバンドが、わしを祝ってくれた。
もちろん、10才年下の愛妻も、祝ってくれたな。わしは、セミプロ級の歌唱力を披露した。昭和歌謡曲を次々と熱唱した。
その日に居合わせた、お客様が、全員、拍手をしてくれたな。
「社長、
うますぎます。
レコードを出しましょうよ」
なんて、持ち上げてくれる、プロ歌手も、いらっしゃったな。
わしは、都内や千葉県、埼玉県、茨城県の不動産会社の社長さんと知り合うと、必ず、この自慢の店で、もてなした。
そして、彼らから、最新の不動産情報を入手した。共存共栄、win winの関係でな。
飲食店経営は、1年目から、うまくいった。1年目から、黒字経営であった。あの頃の日本人には、節約生活など、かすんでおりましたな。
消費は、美徳なり。
それが、日本社会を覆う、スローガンでありました。
青年社長は、調子に乗って、横浜市内にも、同様のナイトクラブを創設した。そこでは、ブランデーや米国産バーボンウイスキーや英国産スコッチウイスキーや外国産ワインを海外輸入業者から取り寄せた。
酒と人間と美女と話好きのわしは、立食式のカクテルパーティーを定期的に開いた。
もう、このあたりで、わしの過去の晴れ舞台話を止める。
この頃から、わしの女癖と酒癖の悪さが、顔を出したのじゃ。更に、わしは、ワンマン社長に変身し始めておったのじゃ。
その後は、埼玉県に、友人と共同出資して、ラーメン店を出したが、ギンギンギラギラの事業欲は、そこで止まり、以後、小さくなっていった。
ところがのおー
そのことが、わしには、よかったのじゃ。不動産事業、商売を、あれ以上、拡大させなかったことが、よかったのじゃ。あのまま、複数の銀行から、融資をもらって、不動産や株を買いまくっていたらーーー。
今でも、ぞっとするな。
たぶん、中年社長は、店と会社を清算管財人に渡し、すべての財産を失い、自己破産せざるをえなかったであろうな。
本当に助かったわ。

1992年、
日本のバブル経済は、崩壊した。
終わり
いいね!ありがとうございます。
けいさんへ
佐藤美月さんへ
けだらけさんへ
内藤隼人さんへ
高瀬甚太さんへ
ミシェルのインド占星術さんへ
kinooさんへ
週3回のノルマ達成できました!
人生、山あり、谷あり。
こけるさん、楽しい山を経験されてますね。うらやましい!!
でも、どうなんでしょうねー。
自宅にプールあり、サウナあり、テニスコートあり、ミニシアターあり、緑豊かな広い庭、3階建ての豪邸に住みたいですか?
一人で?さみしいぞ。
二人で?それでも、さみしいぞ。
家族で?それでも、さみしいし、怖いぞ。世の中には、悪い輩も、いるからね。
バブルの頃、湖の近くの別荘を買った女優さん、昼間は、いいけれど、夜が、一人で、こわくて、さみしくて、3か月?くらいで、手放したそうです。自然豊かな景色も、徐々に感動しなくなります。見飽きるからです。
まあまあの収入と健康維持こそが、幸せかな。私は、そう思ってますね!!









長編小説B37近未来の人類は、超やばい!ぞ。