2011年3月11日
東京電力福島第一原発大事故
地球温暖化は、もはや、止まらない!
どうすんの?
「黒ゴジラからの地球人への警告!
Can you JINRUI survive?
Can you?
Yes,we can!?
Never give up! 」

2011年3月22日 正午過ぎ
千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、海辺の美しい町、館山市内にて。
語り手のこけるさんは、イオンショッピングセンター内の外食フロアーで、ホットコーヒーを飲みながら、自分に課せられた課題難問を思案中。彼の才覚と行動力が、二つの難題を解決するかな?
お手並み拝見!!
こけるさんは、財を成した仕事を告白中。今回は、彼の人生の上り坂を告白。人生の下り坂は
、後半の何処かで、告白するかな。

長編小説B35前回の続き

わしは、27才の時に、父に勘当(かんどう)されて、すぐ上京して、いくつかのアルバイトをした。僕は、その当時、星雲(せいうん)の志よろしく、絶対に小説家になるぞと決意して、夜は、アパートで文章を書いていた。
だがのお、おんぼろアパートに、いつまでも住みたくないな。ぼろアパートは、震度6で崩壊する。
僕は、まだ、死にたくなかった。
僕は、ごちゃごちゃした東京の片隅で、自分の才能と可能性と未来を見捨てなかった。
僕は、30才の時に、某(ぼう)不動産会社に見習い社員として入社した。
世間知らずの僕でも、不動産取引に詳しくなれば、いい場所で、良い物件を、手頃な値段で、購入できるのでは?
そんな淡い期待は、一年も、しないうちに吹き飛んでしまったわ。
僕は、世間という欲望の娑婆世界を知り始めた。僕も、金儲けに心を奪われ出した。
土地やマンションや株の取引で、ぼろもうけする現実を、僧侶くずれの僕は、目(ま)の当たりにした。
俺も、一発やったるわい!
汗水たらたら垂らして流して、時給1000円前後で働く労働者達は、あほかいな。
頭を使えば、もっと楽に、もっともっともっと稼げるのにな。俺は、金儲けのからくりを見抜いた。
私は、会社の業務を貪欲(どんよく)に学んで、業務に慣れて、土地建物取引主任者の国家資格を取得して、独立した。
(土地建物取引主任者は、2015年に、宅地建物取引士に名称変更される)
私は、33才の時に、小さな不動産会社を千葉県松戸市で起業した。
館山市は、東京都心から、遠く離れておるが、松戸市は、江戸川を挟んで、東京都に隣接する。松戸市、新松戸市、柏市は、都会人のベッドタウンに急成長していた。
私は、歌う不動産王、岩手県出身の、あの超有名演歌歌手のサクセスストーリーとほぼ同じ手法で財を成した。彼は、ヒット曲のレコード印税収入で故郷の山野を買った。その不動産は、東北新幹線の用地となり、買収された。相当高く売れたようじゃな。頭のいい彼は、他の商品と同様に、不動産を安く仕入れて、地価が、高騰すれば、土地をマンションを売却した。頭のいい彼は、経済のからくりに気づいた。
こんなに素晴らしく、かつ、おいしい商売は、ない!
彼以上に?頭のいい、わしは、すぐに、それに気づいた。わしは、資本主義のからくりに気づいた。
資本、マネーこそが、人間を幸せにできる!
商売繁盛!!
商売繁盛祈願!!!
わしは、文学や仏教を捨てて、経済を学んで、不動産会社経営に、商売に、飽きないに、情熱を傾けたのじゃ。

1985年頃は、ドル安円高不況
当時としては、超低利2.5%
だぶつくマネーは、土地やビルやマンションや株へと流れ込んだ。
特に、地価は、大都市圏でも、地方都市でも、上がりっ放し。
土地は、短期的に多少、値下がりしても、長期的には、必ず、値上がりする。そんな土地神話が、日本人の心に住み着いた。
土地神話と原発安全神話とは、実に、よーく似ておったな。
終わり
いいね!ありがとうございます。
高瀬甚太さんへ
さとちゃんマンさんへ
レインさんへ
あなたもラジオ番組を持てさんへ
介護女子Kyonさんへ
内藤隼人さんへ
けだらけさんへ
今回は、日本語の一人称の多様性を利用しました。
タイトルに、JINRUI を加えました。
Xtwitterでは、長編小説A1から、再度、1回で2投稿を挙げます。私たちも、その投稿分を読んで、何を、どの程度書き、どう描写しているかを確認しています。


長編小説B35近未来の人類は、超やばい!ぞ。