2011年3月11日
東京電力福島第一原発大事故
地球温暖化は、止まらない!
このままいけば、22世紀の地球生命圏は、大量の熱を宇宙へ廃棄出来ずに、熱死状態になるぞ!
希望の星は、救世主は、いるぞ!!
黒ゴジラ恐竜皇帝ティラミスと彼の仲間たち同志たち!!彼らは、地球の危機的状況に敢然と立ち上がるだろう!世界中の若者たちに呼びかけるだろう!!!
しかし、大国の偏狭愛国主義者独裁者が、核兵器使用すれば、核の冬で、もはや、手遅れになるかも?知れない。

2011年3月21日の午後1時過ぎ
千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、海辺の美しい町、館山市内にて。
館山市は、XジャパンのYoshikiさんとToshiさんのふるさとです。お二人は、地元の安房(あわ)高校の卒業生で、同級生です。関東の春は、館山市に、最初に訪れます。いい所です。
語り手のこけるさんは、今、館山市内で最も賑やかな「イオン」ショッピングモール内のオープンカフェテリアスペースにいます。テーブルの上に恐竜図鑑と黒袋を置いて、表紙のティラノサウルスと黒袋の中にいる黒ゴジラを見比べる。その後、こけるさんは、表紙のティラノサウルスを3分間、見詰めて、中生代白亜紀にタイムスリップする。こけるさんの脳裏には、3次元動画が、見える!その中に、こけるさん本人と1頭の大人のティラノサウルスが、いるぞ。さて、どうなったのか?前回の投稿記事をお読みください。

長編小説A98前回の続き

黒ゴジラ
体重3キログラム未満
体長30センチメートル前後
500円

やっぱりな、黒ゴジラは、リアルティラノサウルスと比べると、
小さくて、小さくて、小さくて、かわいらしい。ほんまに、かわいいな。
相棒は、気性は、激しくとも、ブルドッグのようじゃな。黒ゴジラは、やっぱり、フィクション怪獣だな。
黒ゴジラは、この地球上に、一度も実在などしなかった。
だから、安心できる。
愛嬌も、ある。
だから、わしは、相棒を3分間、眺め続けても、リアルな想像などしなくて済む。タイムスリップなどしないし、不可能じゃな。
わしは、黒袋の中を覗(のぞ)いて、黒ゴジラの頭を撫でてやったな。
黒袋の中で、凛々しく(りり)立つ、黒ゴジラに優しく言った。

「かわいい、お前さんは、わしの夢の中に、出て来ても、もちろん、OKじゃ。大歓迎するぞ」とな。

わしは、たくさんの買い物客や、テーブルを囲んで食事する恋人たちと友人たちと家族の幸せそうな顔を眺めながら、ぬるくて水っぽいアイスコーヒーを吸い続けたな。

フクシマ第一原子力発電所周辺の町や村や住民たち
2011年 三月十一日 午後二時四十六分

町や村は、破壊されて、住民たちは、土地を古里を追われた。
福島県民は、今、途方に暮れておるな。
福島県民にも、その前日まで、存在した、目の前の楽しそうな光景は、
何時?いつに?戻って来るのだろうか?

65歳からの年金生活。
年金だけを頼りに、ぶらぶらと酒やパチンコやテレビ漬けの日常生活。
そんな自堕落(じだらく)な生き方を、わしは、こけるさんは、キッパリと拒否しようぞ!
我が愛する古里、京都にも帰ろうか?
帰って、母親の肩でも揉んであげようか?
いや、早い。
京都には、まだまだ、帰れないな。
わしだって、ここ館山で、何かが、できる。
わしだって、何か有益なことが、ここで、できる。
わしは、十返捨四九八九でござーる。

わしは、この時な、メイさんの強烈かつ苛烈(かれつ)な覚悟を思い出したのじゃ。
「こけるさん、
私は、生涯現役です。
私の人生は、引退とか年金隠退(いんたい)とか後退の言葉を持たないのです。
私は、人間ですから、生涯、戦うのです」

わしは、メイさんのことばを聞いて、その強烈な生命力が、どこから?湧(わ)いて来るのか?
不思議に思ったものじゃ。
メイさんだって、もう、くたびれ中高年になっておるのにな。
男は、やっぱりな、仕事を持たなくちゃあかん!
男は、仕事を持って働いてこそ、男は、生き生き、活き活きとするもんじゃ!!
黒ゴジラも、生き生き活き活きと働くわしを見てこそ、尊敬してくれるかもしれんぞ!!!
黒ゴジラは、職場で輝くわしを見て、どんなリアクションをしてくれるか?楽しみじゃな。
終わり
いいね!ありがとうございます。
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comfortーzoneooxさんへ
内藤隼人さんへ
13年目の3月11日が、もうすぐやって来ますね。
あの日、被災地の夜の星星星ーは、とても美しかったそうですね。
地上は、地獄の風景なのに、暗闇が、支配しているのに。




長編小説A98近未来の人類はやばい!ぞ。下の黒ゴジラを押せば、物語が、読めます!