さえちゃんのことが好き。


いきなりキスをされた。

まさかクラスのおとなしいマドンナみたいなゆきりんから告白されるなんて。


さえも好きだったけど、気持は蓋をしてきた。



キスされて、泣きながらゆきりんは去っていったのをさえは追いかけた。

「佐江もゆきりんが好きだよ。大好き」

「ほんと?」


もう一回キスをした。