グラビアの撮影終わりに、佐江ちゃんだけ話があるって呼ばれて佐江ちゃんは、大人の方と話していた。


終わって着替えに来た佐江ちゃんから、

「ボーイッシュな女のコのための雑誌に佐江を入れて撮ってみたいからどう?」

ってオファーを頂いた。


水着じゃないし、佐江はこっちの方がいいなって思って。

とりあえずお試しで撮影したときすごく楽しくて。

「宮澤さんどう?やりたい?」

「はい、やりたいです。」


「宮澤さん、かっこかわいいからテーマをつけて撮影しようと思って。

女のコと手を繋いでデートするっていうテーマで撮りたいと思ってる。

彼女役は、同じようなスクールにいるみゆきちゃんってコにお願いすることにしました。

できますか?」


「デート撮影って手を繋ぐとかだけですか?キスシーンみたいなのありますか?」

「あるかもしれないね。仕事だとしても嫌?」


「付きあっている恋人がいて、その子のことを気にしたら棟が痛いなと。」

「まあ、一応話してみたら?」

「はい。」


「撮影は明後日するからね」

「お願いします。」


夜、疲れて今にも眠そうなのに、由紀に話しかけた。

「由紀ごめんね。話があって。」


「雑誌撮影明後日からすることになったんだ。それでね。テーマがあって、女のコとデートって。ほかのスクールの女のコとデートする撮影するんだけどさ、手を繋いだりとかもスキンシップの撮影あるから、由紀に話しておこうと思って。」


「由紀はこの撮影反対?」

「キスシーンとかもあるの?」

「まだわからないけど、あるかもしれないって。」

「佐江ちゃんが頑張ろうとしてるのに、私が嫌なんて言えないもん。邪魔するだけだよ。」


「今は由紀の気持ちだけを知りたい。」

「そりゃあ、嫌だよ。手を繋がれるのも嫌。キスなんてメンタルやられるし、私が不安になる。」


「由紀の気持ちはわかった。」

「ヤキモチやくけど、佐江ちゃんの撮影自体は楽しみだし応援してるよ。」

「ありがとう」


涙目になっていた由紀を抱きしめる。

「佐江は佐江で頑張るから、見守っていてほしいな。」


「うん。」

「あんまり近くなってベタベタしないでね。

めっちゃヤキモチやくから。」

「わかってる。」


「ごめんね、由紀」

キスをした。


2日後佐江ちゃんは朝早くに、撮影の場所に向かった。

寂しいけど、我慢して1日を乗り越える。


帰ってきた佐江ちゃんはつかれているようで

「佐江ちゃんお疲れ様」

「ありがとう」


ややテンションが低い佐江ちゃん。

「大丈夫?疲れた?」

「由紀がすごく佐江のことわかってくれてるからさ、ほかのコと撮影するの結構疲れた」


「話きくよ」

撮影の話をされた。


「更衣室であって着替えるタイミングで挨拶をしたんだけど、着替えてるとわざわざ隣に着て着替えを観てくるし、佐江ほんとに気が許した人じゃないと着替えも見られるの嫌だからさ。

由紀は、優しくてなんにも言わないし、触ったりもなくて安心してたんだよね。

初対面で、いきなり恋人繋ぎもされてキスされそうになったタイミングで逃げたんだ」



「そうだったんだ。」

「その子に言った私は恋人がいて、その子のことだけが好きだから必要以上にスキンシップはしないでほしいって」

「なんか言われた?」

「宮澤さんみたいなボーイッシュなかっこかわいい女のコにすぐときめくから、ごめんなさいって謝られたけどさ。」


「撮影はどこまでしたの?」

「今日は手を繋いで散歩するみたいな撮影かな。」


「佐江ちゃん頑張ったね。お疲れ様」

佐江ちゃんが涙をしていた。

「由紀と撮影したかったな」

って言ってくれたのがすごく嬉しかった。


佐江ちゃんと個室でゆっくりお風呂に入る。

「私も、佐江ちゃんだからお風呂も二人きりで安心してるけど、優子さんとかだとめっちゃ触られるし、あんまり先輩だと強く言えないしでこまってたから。」


「由紀も見られるの嫌でしょ?」

「佐江も嫌。」

「胸あるんだねっていきなり触られるのが一番嫌だったんだ。それだってコンプレックスなんだもん。」


「たしかに、由紀の体ってびっくりするくらい胸あるから驚いたけど、由紀がめっちゃ嫌がってるのがすごいわかってさ。


今、佐江と付きあってから毎日入ってるけど恥ずかしいとかないの?」


「なくはないけど、佐江ちゃんは変態じゃないから、別に嫌とかはないよ。いきなり触ったりとかしないもんね。佐江ちゃんは。」

「自分がやられて嫌なことはしないよ。」


「ありがとう」

湯船で佐江ちゃんが後ろから胸を触ってる。

「やっぱり柔らかくて気持ちいい」

「もう。」


別に佐江ちゃんだから、嫌じゃないよ。毎日一緒にいるしね。

佐江ちゃんの胸も洗ってあげながら触ったよ。

「佐江ちゃんの乳首固くなってる」

「由紀もさっき固くなってたよ」


「見られるとなるんだから仕方ないよ」

「もうちょっと見てたいからバンザイして」

「恥ずかしいからもういいよ」


「私の体なんていつもじって見てるじゃん」

佐江ちゃん何も言えず、よく見せてくれた。

「佐江ちゃんのおっぱいの形がすごくきれいなんだよね。まんまるお椀型。」

「ありがとう。」


「由紀恥ずかしいからさ。」

「たまにはいいじゃんね?私しか観てないし。」


佐江ちゃんしばらく付きあってくれた。

ありがとうってキスをした。

「あとで由紀にお仕置きだ」