佐江は診察して思った。

だいぶ、喘息ひどいな~

一度、才加先生へ報告に行く。

 佐江side

佐江「今、診察だけしました。これから、心電図、エコー検査したいんですけど・・。

あっ、喉だいぶ晴れてて薬塗りました。あと、心拍がゼーゼー聞こえてたんですけど、

心臓も悪いですか?」


才加先生「ゆきりん、いい子だったでしょ?心臓もたまに悪化している。本人にはまだ心臓悪いって伝えてないんだよね。

なんか、私がいつも検査結果いうたびに落ち込んでて、私も小児科からゆきりんのこと、知ってるから。あと、ゆきりんの親、共働きでだいぶ放置状態でね。

あ、検査予約するから、看護師に連れてくるように伝えて。」


佐江「わかりました。」


由紀side

あー、佐江ちゃんに見られた。なんでかなー。

ウッホッホ先生とか今まで、担当してくれた先生に見られてもそんなにだったのにー。なんか、落ち込む涙


そんなとき、ずっとお世話になってる大好きな看護師。はーちゃんが来た。

はーちゃんは、私が6歳の時初めて入院して、怖くて号泣した時ずっと、そばにいてくれて

それ以来私のこと、面倒見てくれてる看護師。本名片山陽加。


由紀「あー、はーちゃん。おはよう!!今日寝てないの?なんかおばあちゃんになってるー」

はーちゃん「ゆきりん、おはよう。気分どう?

相変わらずババア扱いしない!まあ、もういい年だから肌だめになったかな~って。

あ、今から心電図と、エコーするから呼びに来たよ。これに、着替えてね。あと、体温今測って。」


そういわれ、体温を測った。

36.5℃・・平熱あーあ、熱あったら検査できちゃうじゃん。


そう思いながら、私は検査着に着替え、歩いてはーちゃんと検査室へ向かった~