こんばんは!
本日はダブルス後衛のポイントという事で、身に着けてほしい力を書いていこうと思います。
自分後衛でスマッシュを打って攻めているという状態を想定して話しを聞いていただけると内容がより分かりやすくなると思うので、ぜひ考えながら読んでください!!
①スマッシュ力
ダブルスの試合をしたことがある人はわかると思いますが、ダブルスは常にどちらかのペアが攻撃している状態だと思います。
ダブルスは例外もありますが、攻めているチームが勝つ確率は95パーセント以上あります。
これほどダブルスにおいては攻めるという事が重要です。
ここで一番大事なことはスマッシュを打つコースも重要ですが、スマッシュのスピードです。
スマッシュスピードは握力や背筋力、腹筋など様々な要因がによって左右されます。もちろん先日話した、体重をかけるという項目も非常に重要になっています。
ダブルスは本当にスマッシュが早いと試合を有利に運ぶことができますので、ここを重点にして練習に臨んでほしいです。
スマッシュスピードを上げるためには握力グリップを用い鍛えることが、一番の近道です。
練習をすべてこなすことも重要ですが、一極集中し取り組むことも重要ですので、ダブルスプレイヤーはぜひこれを機会にスマッシュスピードを上げるということに重点を置き練習していただきたいと思います。
②左右に振られた時の逃げる力
後衛がスマッシュを打った場合相手は、後衛の逆サイドにレシーブを上げる確率が高いです。
なぜなら、プレイヤーにとって移動しながらスマッシュを打つのは困難で、移動しながら早いスマッシュを打つのは難しいです。
移動しながら打つのには
背筋力
腹筋
足の筋肉
などの筋肉が必要です。これがないとバランスよくサイドに移動しながらスマッシュを打つことは難しいと思います。
また、スマッシュレシーブでカウンターされた場合、後衛はダッシュでシャトルを追いかけないと間に合わない状態に陥ります。
このような光景は一試合で何回もあります。一試合でこれは15回程度ある上、このカウンター後の決定率はとても高いです。
つまり、相手にとってカウンターをした場合、次にチャンス球が来る確率が非常に高いという事です
ここで切り抜けられるかここがダブルスにおいてのターニングポイントとなります。
多くの方この苦しい場面で無理に上げようとしてロブを上げるパターンが多いです。
もちろん、それが後ろまで届く場合は、それで問題ありません。しかし、態勢が悪い分どうしても、手の力だけでは後ろまで飛ばすことができません。苦しい態勢で後ろまで飛ばすことができるなら、そうとうの上級者だと思います。
しかし、女性や小学生などには難しい技ではあります。
そこでマスターしていただきたい技は前に落とすというテクニックです。
これは左右両方に打ち分けることができると非常に効果的です。
片方にしか打つことができない場合、相手に予測されそのサイドに張られてしまいます。
これは慣れるまでは難しいですが、両方打てるように練習しましょう。
この習得方法として、プッシュを両面で行う事です。
プッシュをサイドに振られて打つのは、ダブルスでカウンターを打たれた場合とイコールの状態です。多少は違うかもしれませんが、そう想定することでイメージトレーニングにもなります。
練習は練習のための練習ではありません。
この練習が試合のどこで使われるか考えて練習を行いましょう。
先日も言いましたが、自分の苦手な場所を克服するためにはその設定どおり練習をすることが一番の道のりです。自分で練習を開発し、弱点を克服していきましょう。
本日はこれで以上となります。
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。