高良大社は昔、高木神がおられた。
高良神が追い出して、結界を張ってしまった。
何を意味するものなのか。
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★目次
☆1 高木神と高良神
☆2 神話の高木神
高良神と高木神
(「儺の国の星」39、莎星(かやつりぼし)より引用)
Pegasasus(ペガサス)座をかやつり星という。...かやつり星の別名に高来星、高倉星などの方言があった。...記紀には天照大神、高木神が相諮(はか)る條がよく見える。昼間の太陽と輝きに対応するだけの夜間の眩しさがあった星群と考えられる。
高木神は、別名を高御産巣日神(たかみむすびのかみ)。
高良大社の麓にも祀られる。
高良山は、もともと高木神(=高御産巣日神、高牟礼神・たかむれかみ)が鎮座していた。高良玉垂命が一夜の宿を借りたいと高木神に言われ、高木神が譲った所、結界を張って鎮座したという。
伝承の「場所を譲った、譲られた」「名前を変えた」「石が飛んできた」などは、同神を示唆するもの。
名が変わっても同じもの。
神話の高木神は、高良神であるのだ。
高良神は物部の祖神の饒速日命=男神天照。
よって、高木神は天照の代理として度々、神話に登場するということになる。
*高木神社、まだ書いて無かったので後に書きます。
神話の高木神
「日本書紀」では、ニニギ命の前に天降りした、天若日子(あめわかひこ)の時。
彼が戻って来ないので鳥を遣わしたら殺してしまった。ので矢を放ち、天若日子に当たる。
高木神の行為は、天=天照の意思との意味になる。
神武天皇が大和入りする最中。
神武天皇は架空の存在と推測。
彼には様々な神が助力するが、敵対する者もいる。
☆理由として
名を変えた神々の助力
=神の後押しを得ている証。
敵対する者
=「譲る」理由(相手に非があるなど)。
神武天皇に数多の者が関わる
=彼が皇祖として(創られた)足り得る者。
☆場面ごとに彼らが出るのは、そのいちいちの事が、神の了承を得ていることになる。
(詳細、上記の記事)
( つづく )
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小分けなので分かりやすいかもです
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