皇紀の始まりは紀元前660年。
その差、800年。
14代しかいないとはあり得ないのだ。
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★目次
☆1 穴埋めの期間
☆2 同神を示唆する者
穴埋めの期間
神話はこの後、時代(天皇)を変えて、地名や氏族の由緒(起源)の話などが織り交ざる。
天皇の初めである神武天皇の即位は紀元前660年。
しかし、神話の始まり、全ての神である饒速日命と御炊屋姫は、高良神と神功皇后。
高良大社
彼女は15代天皇の母とされる。
実際の彼らは200年前後。
その差、800年以上。
徳川幕府が270年で15代。
それを参考に(長短込みで)すれば、少なくみても40代は間にあるはず。
実際、天皇家は近年まで、800年でちょうど40代変わっている。
到底、800年で14代しかいない訳はないのだ。
皇紀を長く伸ばしたゆえ、その間を何か残さなければならない。
その期間、まったくの創作か、それとも地方の者か。
見てこないことには言及できない。
同神を示唆する者
彼は饒速日命であり、その后の御炊屋姫が神功皇后。
国の始まりが彼らの時代。
それが200年代(推測)。
では、その前の者はいないのだ。
今までの神話から、同神を示唆するものとして、これらのことが分かった。
それは彼らと同じ時代(存在しない時代)だということになる。
☆似たパターンの話がある。
☆同じような地名が出る。
☆名を変えた彼らが関わっている。
特に最後の事柄に焦点を当てる。
今まではそれがスサノオ命、大国主神、塩土老翁、武御雷神などであった。
彼らの登場は、同神を示唆、神の助力を得る資格がある者など、意味を成していた。
ここからは、主にこの三神が登場する。
全て名を変えられた彼である。
大物主神
天日槍(あめのひぼこ)
武内宿禰
「このように考えられる」と分かると、神話が解かれていくのが分かる。
ある意味、全くの創作ではないのだ。
深く見事に織られている。
( つづく )
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小分けなので分かりやすいかもです
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