続きです。
2019年2月
再び冷水峠へ。
長崎街道の旧街道の山道を歩く。
石畳が美しい。
とても清々しくて、負のイメージがない。
実際に来る前は、何となく怖かったのだけど・・・。
「首なし地蔵」が見えてきた。
名の通り、首の無いお地蔵さんが安置されている。
冷水川が側に流れているので、旅人の休憩所になっていたそう。
すぐ側にある「一里塚」
ちょうどこの辺り。
色んな考えが浮かんできて、浮かぶままにしていた。
・・・大根地神社のご祭神は、(天神地神と)スサノオ命と大市姫。
でも、実際に祀られているのはお稲荷さまだから、歳神さまの饒速日命。
そしたら、大市姫は?
(スサノオ命の妃とされている)
似てる名があった・・・市杵島(いちきしま)姫・・・神功皇后だ。
そこに行き当たった時・・・
<< 斎島姫(いつきしまひめ) >>
そう頭の中で声が響いた。
呼びかけられたような感じ。
(漢字は声と共に頭の中で変換された)
一瞬で色んな事が繋がった。
斎(いつき)島(星)姫。
そういうことか。
神功皇后も御炊屋姫も<斎島姫>
星を祀るもの。
やはり、ここは羽白熊鷲が出たという場所。
(この街道ができるずっと前は、もっと川沿いにしか道は無かったはず。その辺りは今は通れない)
それは内野の「老松神社」に封じられた。
なのにここがこんな清いのは、ご神幸があるからだ。
伝承は風化しても、土地を愛する人達の想いはずっと紡がれている。
冷水峠の頂上になる大根地神社の麓の鳥居。
上まで駆け足で挨拶に。
「大根地神社」
麓では無く、ここになければならないお社。
今日は神主さんがいらして、扉が開いていた。
大根地山頂上。
麓の鳥居に戻ってきた。
総距離13.4キロ、3時間44分かかった。
標高は長崎街道の間は、そんなに急ではない。
その後の10.3キロ地点は大根地山頂上。
.
スタート(ゴール地点)が冷水峠(冷水トンネルと書いてある辺り)→長崎街道を北へ→
赤い印が内野老松神社(内野宿)→一番北が筑前内野駅(内野宿)→
元来た道を戻って冷水峠→大根地山頂上へ往復
内野宿から冷水峠まで4キロ、そこから南の山家宿まで5キロ。
(冷水峠から南はほぼ200号線(ピンク)の道)
この間が九州の箱根と言われた辛く暗い峠。
筑前風土記にある「したくらつくし坂」に違いない。
できたら、遡行したい誘惑にかられる。
行ってみたい。
<斎島姫>
その声で分かったことがあった。
( つづく )
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今更ながら始めました。
古代や神のこと、少しずつつぶやきます。
小分けなので分かりやすいかもです
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