続きです。


ダイヤモンドトレイル、奈良の屯鶴峯~二上山~葛城山~金剛山~紀見峠を繋ぐ縦走です。

 

1日目はここまで来ました。

14キロというとこれくらい。

地上は山と山の間しか歩けない!爆笑

 

二日目。

テン泊でわくわくし過ぎて、2時に起床。

(だいたいテン泊の日は、早く寝るので起床も早い)

ゆっくり朝ごはんを食べ、テント撤収。

6時半にスタートです。


奥の一番高い山が金剛山。
まずは、あっこまで行きます!
 

葛城山から水越峠まで一時間、木段の連続!

 

ここが一番酷かった。
上がってきた人が「ここ越えたら、金剛山までは楽に思えるよ~」と。
マジですか!頑張りますっ!びっくり

元気になれました。

 

 

水越峠まで降りて、また木段。

ダイトレコースだと金剛山まで山を巻いて行くので、下から見上げるよりは、それほど大変じゃなかったです。

(巻くとは、直接登らないで回り込んでいく感じ)

真ん中の一番高い山から、その下にある山々を歩いてきました。
 

 

金剛山の葛木神社の鳥居!

ここまで葛城山から3時間弱。

 

 

葛木神社~!

 

 

拝殿。
葛木岳はこの裏になるので行けません。
神社の前に山頂標識があります。

来たかったよ~!

 

山の上にある神社や奥宮。

自分の足で歩いてくると格別。

“繋いできた“感じがします。

 

 

福石。
皆、気を浴びてた!

 

 

夫婦杉。

 

 

転宝輪寺の不動明王さん。

 

 

行者堂。

 

 

役小角さまがお山を開きました。'
御所のお生まれでしたね!

 

 

金剛山山頂の周囲には山頂が4つあります。
二つは行ったけど、後は今度。
神社やお寺がたくさんあり、土曜日だったので人がいっぱいでした。

 

 

金剛山山頂~!
ここもライブカメラで撮るので人がいっぱい。
合間に撮らしてもらいました。
山頂で1時間ほど、うろうろ&ご飯を軽く食べて出発。

この時、お湯沸かしてポットに入れてたのが助かった!

 

ここからゴールの紀見峠駅まで、標準時間で6~7時間!

 

 

奈良~って感じがしますね。
正確にはこの辺り大阪! 

 

 

久留野峠。
峠に来たらまた登り。

ここから紀見峠までは、アップダウンも緩めで消化していく感じ。

 

 

途中、奈良が見えました。

霞んでる~!

まあ、これもよし!

 

 

谷尻峠。
金剛トンネルが下を通ってます。
いくつかの峠を過ぎ、


 

行者杉

 

 

後、3.6キロ。

また、いくつかの峠を過ぎて、

 

この階段を一時間、降りきったら、紀見峠。

 

途中足がもつれて、手足と頭が痺れて動けなくなり、座り込む。

低血糖か?と思い、ココアとコーヒーと行動食を食べる。

治らない。

これは、シャリバテかあ!

と、アルファ米の残りを食べる

(二度目なので慣れ!^^;

お昼が足りなかったんだな。

30分ほど休んだら戻ったので再び歩き出した。

 

山に登る時は、おにぎり1個とか余分に持って行きましょう(残しておく)。

自分が思うよりも体力使うので、たまーにこういう事があります。

昔は、こういう時のことを、餓鬼やヒダルガミがついたとか言われてました。

 

 

紀見峠に着いた~!

 

 

ダイトレの紀見峠のプレート!

 

ゴールの紀見峠駅!

15時17分!
金剛山から5時間弱。
葛城山~紀見峠まで、1時間の休憩入れて9時間弱でした。
早く着きすぎて、新大阪の駅で3時間程、時間つぶしました。(念のため、遅い新幹線を予約)

二日目、葛城山~ゴールの紀見峠駅まで。
地図は、こんな感じ。
金剛山周辺、巻いてますね。
別ルートも面白そうです。
 

 
縦走、最高!
昔、住んでいた奈良。
山を登るようになって、いつも見ていたあの山々を歩きたいと思っていました。
奈良に住んでたら、歩いてたのに、と。
ならば、歩けばいいじゃんと決行!
 
山の魅力にはまると、登らずにはいられなくなるのです。
 
なのに、彼女は奈良のお山を登ってないのです。
今回、感じました。
 
ここには、彼女の痕跡はありません。
筑紫にはこんなにあるのに。
 
“彼女“、神功皇后は、奈良のお山に登る程、長くはいなかったのです。
 
来なかったか、
すぐに帰ったか、
登れない状況にいたか。
(怪我をしたか、すぐに亡くなったか。多分、それはない)
 
お山無しでは、生きていけない。
登れる足がまだあるなら、どこまでも登りたい。
 
その衝動は、抑えられないのです。
そこに神がおられると感じたのなら、尚更。
 
彼女は、「その後」ずっと筑紫にいたのです。