続きです。
前々から気になっていた飯盛山。
調べると「小学生でも登れる初歩的な山」というので、これなら私でも行けそう!と思い立った。
(2016年11月のことです)
必需品は軍手?
まずは麓の飯盛神社にご参拝。
11月でしたので七五三詣での方がいらっしゃった。
ご神祭は、伊邪那美命。
相殿に宝満神(玉依比女命)
八幡大神。
七五三時期の登山者の車は下社の駐車場に止めるとのこと。
ここから歩いて、まずは中宮を目指す。
こちらは中宮。
中宮にもご参拝。
ご神祭は、五十猛命。
後に分かる。
五十猛命は、基山の荒穂神社で高良神と結びつく。
「荒穂神が投げた石が高良大社の社殿の下にある」
=同神を示唆。
さらに高良神は、物部の祖神、饒速日命だ。
つまり、五十猛命は、高良神であり、饒速日命であったのだ。
飯盛山頂上へのルートは3つある。
手書きのお山の絵。
とても素敵だ。
今回は「修験道」ルートで登る。
そちらの登山口は、中宮の大鳥居の右側。
あちこちのブログを見て、ルートもしっかりと 確認した。
登ってからよく分かるのだが、写真で確認できてたのが本当に助かった。
(この頃、山に登り始めたばかり)
「修験道」ルート登山口。
一番険しいそう。
登山、初なのに???^^;
久しぶりの森の中。
とても静か。
次第に息が上がってくる。
軍手が必需品なのがようやく分かった。
こんな岩をロープを頼りに何度も登る。
小学生でも、高学年でないとしんどいかなぁ。
頂上まで後何メートルの表示があってからの大変だったこと!
ようやく頂上。
福岡市が一望。
左の方が博多湾。
標高367メートル。
登ると歩くではとっても違う、その距離。
でもここまで40分かかっていない。
正面のお山は、福岡では誰もが知っている油山。
ここで気がついたことがあった。
この山の飯盛神社と対をなすという、篠栗の太祖宮のある若杉山。
その方向・・・。
それと、もう一つの山の存在を感じた。
あちらの方向にあるはず・・・。
油山のもっと向こう・・・写真では右の奥の方。
結界?
何だろう。
それは福岡の町を囲んでいるよう。
ベンチもある。
メジャーな山だそうで、頂上にいる間に3つのグループの方と会った。
少し奥の、飯盛神社上宮跡。
初めて下宮に来た時は、ここまで来る日があるとは思わなかった。
下山。
今度はこの標識の場所から「中宮」と示されている方へ。
ここからの眺めが良かった。
快晴!
さらに下って、「中宮跡」
中宮はもともとこちらにあった。
とても居心地がいい。
磐座。
大鳥居も奥に見える。
無事に帰還!
ありがとうございました。
3つあるルートのうち「中宮ルート」は今、下ってきたルート。
こちらがその登山口になる。
もう一つのルートは途中まで舗装された少し廻り道のルートになるそう。
そちらが「あじさいの道」
山頂から前に参拝した「高祖神社」(まだUPしてない)のある高祖山まで縦走できるそうだが、今回は行かなかった。
登山、楽しい!
専用の靴を持ってなかったので、足首保護にハイカットの靴を履いていったのだが、底は平ら。
その後立ち寄ったリサイクルショップで、偶然足にぴったりの登山靴を見つけて購入した。
また登りに行かねば???
*
後日談。
私が、登頂したちょうどその頃、”友人”に声が聞こえたそう。
<そのままの道を進みなさい>と。
私の声ではなく、神霊の声だったと。
今まで私が神社に行ったりした時でも、何か伝わったことはなく。
私が「ここに登ったからこそ聞こえた声」だそう・・・。
*この後、どっぷり登山にはまるとはこの時思いもしなかった!
今ではソロで30キロ縦走もする。
登山は人生!
( 続く )
*少し前からお互いコメントし合っている天澤さんとリンクしだしました。
記事のUPペースを上げます。
ご興味のある方は、どうかご覧になってください。