歯茎が疼いて
痛くて仕方なかったからといって
抜かなくてもいいかもしれなかった歯を抜き
またいつ歯茎の中で菌が暴れるかわからんので
とりあえず、部分入れ歯になった
40歳で入れ歯。
ポリデントも買った
（お父さんが使ってたポリデント
捨てるんじゃなかったな…）
入れ歯の使い心地といえば
ずっとなんか歯にキャラメルでも
挟まってるかのような違和感で
うまく噛めないし
舌に常に器具が当たって
喋るのも不自由
まだ１日目だけど慣れないし
お手入れもめんどくさい
毎晩外さないと、付けたまま寝たら
知らん間に飲み込む危険性もあるとのこと
こえぇ…萎える。
単純に不便だし
ズボラだからちゃんと管理できなさそう
なんだか入れ歯というだけで
こんなにも侘しい気持ちになるとは
ただでさえ日々虚しいし
虚無感しかないのに
紛らわすためにずっと何時間も
布団でYouTubeショート見てるか
（Tiktokみたいなやつ）
何も考えずにただ音楽を流して
時間が過ぎていく
気持ちは
とりあえず動かなきゃって
焦りばかり。
かたや、お母さんは
父、姉、ニャンを亡くした穴を埋めるかのように、
動けない娘（私）という現実を振り切るかのように、
できるだけ落ち込まないように
精神的に１度沈んだら戻れなくなると思ってるみたいで
毎日ご飯も作ってくれていて
ピラティス、ヨガ、コーラスと
精力的に活動し
今年からは老人会の会長とか
頼まれちゃってる
（おいおい）
人が少ないからやらざるをえないみたいで
お母さん的には気が紛れるんやろうな
んでも結局、私が老人会の名簿作ったり
回覧板の内容パソコン打ちしたり
せなアカンことになる、のは覚悟してたけど
更に動けない私を少しでも動かそうと
「またヨガにも行ったら？」とか
色々勧めてくる
いや、ちょっとそこまでの余裕は…
そのためだけに寝込んだりするのヤダしな。。
前に行って、倒れて以来
行くのがおっくうである
ってか、家の片付けが終わってないし（泣）
このペースだとあと100年かかるかもしれん
母の中で、遺品整理という現実には
とても向き合えないみたい
代わりにウチがやるしかない
その分の身体の余力を残しておきたい
のだけど体力的にも精神的にも
それすらできないってやつよ