2018年にこの世を去った人で、覚えておきたい人がまだいる。
5月21日、エベレストに散った栗城史多(くりきのぶかず)氏 35歳。
彼の登山はエンターテインメントと言われ、下山家とも揶揄された。
しかし、毎回8000メートル付近まで到達するには相当の苦労、苦難があったはず。
そこまで行ったなら有酸素だろうと、単独でなかろうと、ノーマルルートだろうと一度は登頂を成功させたいと思わなかっただろうか。
なぜもう少し自分の身体を大切にしなかったのだろうか。
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7月6日、7月26日と2回に分けてオウム真理教事件での死刑が執行された。
煩悩にまみれてしまった男に洗脳された、当時の有能な若者たち。
洗脳されたことにも、実行したことにも責任はある。
あるけれど極刑は教祖ひとりであった欲しかった。
命あるまま生涯を償いに費やして欲しかった。