もう今から6年前の2018年にこの世を去った著名人、有名人のことを殊更に思い続けている。
5月16日に西城秀樹さん、9月15日に樹木希林さんが他界されたことは大きい。
きんばあちゃんと孫の周平のコンビが何より大好きだったから。
ドラマ寺内貫太郎一家だ。

ヒデキのことは過去に書いたので、今度は希林さんのことを書きたい。

きんばあちゃんを演じた時、希林さんは31歳だった。
今思うと、何と若いことか。
髪や眉毛を白く(脱色?)しても隠しきれない肌の若さ。
そもそもコメディー要素のあるドラマだったから、それで良かったのだけれど。
コント的に見せる俊敏な動きとか、有名場面「じゅりぃぃぃ~」とか、こんなばあさんいないよ!っていう愉快さで楽しませてくれた。

実際亡くなった時は、リアルに貫太郎の母親、周平の祖母の年齢くらいだった。

2020年1月、横浜のそごう美術館で樹木希林展が開催されると知って観に行った。
思えば、世の中が、世界が大変なことになる寸前のことだ。
あの時から4年にもなる。

パネル写真や愛用品、趣味関係、残した言葉など樹木希林記念館のよう。

生まれたばかりの長女也哉子さんを抱いたこの写真は、きんばあちゃんの2年後だ。
可愛い!


これは独身時代か?
ホントに可愛い!


3歳くらいかな?
他人の気がしない顔立ち。


その時代になんて素敵な親子写真なんだろうと思う。
もうすでにこのご両親と再会できただろうなあ。


トーク番組でご自宅や私生活を披露されていたのを拝見したことがある。

アンティークな家具調度、リサイクルやリメイクされた身の回りの品々に囲まれた生活空間。

自分も希林さんに趣味が近い。



もしかして希林さんももったいない病?

いやモノに愛着を持ち、大切にするタイプだ。

新しい物が全て良いわけじゃない。

物の使命を全うさせてやりたい思い。

一緒だなあ。



そして片付け好き。
一緒。


ヒデキの追悼番組のナレーションを担当されていたのに、その4か月後に行ってしまった。

もっともっと拝見していたかったけど、ご本人が「自分を使い切った」と思えているなら未練ごとはやめよう。