水酸化マグネシウムと珪酸塩からなる鉱物で、粘土鉱物の一種
硬度1
(元は赤い紐は無し)
2000年、首都圏で世界四大文明展が同時開催された。
出店業者さんが、そのうちのエジプト展(東京国立博物館)のミュージアムショップで購入(仕入れ?)したものだそう。
そのエジプト展は私も鑑賞している。
なにせ古代エジプトには十代の頃から強い関心を抱いてきた。
鑑賞後、ミュージアムショップで刊行本を購入したがスカラベなどのレプリカグッズには目が行かなかった。
現地の博物館で買うべきもののような気がしていたから。
しかし、現地だろうとどこだろうと、現代の職人さんが彫ったものである。
出土したスカラベではないのだ。
23年前の縁ということで購入。
これはストラップにできる小さめのもの。
古代人がお守りや印鑑としていたスカラベは、たいがい玉髄や碧玉から造られている。
何千年も前の人が硬度7の硬い石をどうやって削り出し、彫りを入れたのだろうか?
日本で出土する勾玉にもいえる。
どうやって翡翠や碧玉に穴を開けたのか?と。
それは、一日一日僅かづつ彫り進む年単位の作業なのだそうだ。
それに対しての滑石。
硬度1。
そりゃあ、(以下省略)