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今回は2025年の日本の映画です。
1時間58分です。
監督 前田哲
出演 鈴木亮平、有村架純
【ストーリー】
大阪の下町で暮らす加藤俊樹とフミ子の兄妹。兄の俊樹は、死んだ父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、兄として妹のフミ子を守り続けてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に2人で封印したはずの、フミ子のある秘密がよみがえり……。
「妹には別の家族の記憶がある」
予告でこう語られているので、
妹・フミ子は小さい頃にもらわれてきた子なのかな?
って、てっきり私は思ってました。
でも違ってました![]()
ぜんぜん予想してなかったのですが、
スピリチュアルな映画でした!
有村架純ちゃんは「月の満ち欠け」とゆー、
やはりスピリチュアル要素のある映画にも出演してましたよね。
「月の満ち欠け」は実生活でも娘さんのいらっしゃる大泉洋さんが、娘さんを失う父親の役を演じてらして、それはもう辛かったと語られていましたね。
実際に素晴らしい演技だと思いましたよ![]()
ですが、
途中からファンタジー要素が強すぎちゃったかな〜
と思った映画です。
もっと素敵になれる映画とゆー印象でした。
https://movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/
そーゆー訳でこの「花まんま」も、
すべてがそっち方面で持っていかれないでくれ〜
と、途中から願いましたよ
。
まず、映画の冒頭ですが、
兄・俊樹が自転車で出勤していく妹・フミ子に
「ちゃんと前向きや〜前、前!」
って言ってるのを見て、
愛があるんだな〜と思いましたよ![]()
何気ない言葉だけど、愛する人にしか言わないですよね。
でも…
この映画、兄・俊樹の妹への愛は描かれているけど(ややおせっかい気味だけど
)、
妹のお兄ちゃんへの思いやりとか優しさはほぼ描かれていませんね。
ただ、フミ子の「ある家族」への優しさゆえ?の行動から、
フミ子が情に深いことは伝わりますけどね。
そして、素晴らしいのがこの方。
ある事件で、不幸にも最愛の娘さんを亡くした父親を演じていらっしゃいます。。
色んな映画でお見かけしてはいたものの、
名前を知りませんでした
ゴメンナサイ
酒向芳さんとおっしゃるのですね。
この方がいて、この映画が締まっていたとゆーか、「花まんま」のタイトルの意味に泣けると言いますか、最後にも「花まんま」で持ってかれます![]()
観て頂けるとわかります。
フミ子の披露宴での兄・俊樹のスピーチも、
「泣かせるんだろ〜な〜」の予感的中のままに泣かせます![]()
自分一人で苦労して、大切に大切に、
「俺が育ててきたんだ!」と思ってきた俊樹が、
実は周りの沢山の人達の優しさや愛で助けられていたんだ と気付き伝える言葉はやはり素敵でした![]()
そして…
有村架純ちゃんのウェディングドレス姿がとっても素敵![]()
それはですね、顔がいいとかドレスが素敵とかもあるけれど…姿勢ですよ!
首筋から肩のライン、胸元。すべてにおいて
スッとしてるんですよね。
本当に素敵でした〜![]()
スピリチュアル要素のある映画ですが、
それだけに傾倒することもなく良い映画だったと思います〜![]()

