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ポエムで暮らそうブログ

サラリーマン、高校英語教師、建設業経営者など常に前向きに生き、喜寿を迎え田舎暮らしを楽しむ知人。その時々を詩に託し、30年作り貯めた3000編、現在も毎日一編作り続けている作品をご紹介させていただきます。ご笑覧宜しくお願い致します。

特別 何をするとか
特別 何を話すとか
特に 会いたいとか
そんな事 ないが 予定日には
じいさん仲間 ぼつぼつと
顔を出す

今回も どうやら欠員無しらしい
どうにか 自足自立で
生き抜いた 黙っているが
お互い ホッとする

席につき チビチビと お互い
舐めていたが 全員揃い
当番じいさん 乾杯の音頭をとり
恒例による 口火を切る

お互い 何とか 元気で生きてる
ごくろうさんです 実は先日
呆け対策には 教養と教育が
きわめて大切 と耳にしました
うん? 何か変だなー と思ってたり

実は 教養とは「今日 用がある」
    教育とは「今日 行く」 と
笑いながら 言い替えたんです

呆け対策には
今日は 用があるぞ
今日は 行く所があるぞ が大切で
是非 そんな気持で生きて欲しい と

うまい事 言ってくれます
今日のこの集い
何がある訳ではないけど こうして
顔見るの いいですよね さあー
楽しくやりましょう
次回も 楽しみにしてます
 
八十年近く 生きている
身近に同年輩 生きている
スーパーへ行けば じいさん一人
カゴ持ち買い物している ぼそっと
図書館では 大きなテーブルに
新聞広げ 一人時間過ごしている
テレビで じいさん アップ映し

そうか じいさんて じいさんだな
他人目に 私も あんな姿で
映っているのか うーん
もう りっぱに じいさんなんだ

鏡に自分を映す? とんでもない!
鏡なんて 絶対見ない
床屋? とんでもない ここ十年
床屋なんて行かない
大鏡に写る 自分じいさん見るなんて
怖いよー 恐ろしいよ やめてくれー

え? ヒゲどうしてるって?
勿論 手カミソリ 電気シェーバーに
助けてもらってるよ でもね
鏡なんて見ないさ 指先タッチで
十分だよ

え? はみだした白髪どうする?
勿論 切るさ 指先でつかまえ
大バサミで バサリと
え? みっとも無い?
ふーん 他人目なんて気にしないよ
もう 好かれたいなんて ムリムリ

頭も 衣服も ヨロヨロ歩きも
みっともない 知ってるさ でも
いいんだよ これで あれもこれも
欲しいなんて思ってないよ 生きてる間
自足自喰で十分さ 最後は自分コロリさ
あなたって 軽薄ね
軽薄が 服着てるって 感じだわ
前から そう思っていたけど
直らないのね もっとも
直す気もないのね

ーーーーーーーーー
うーん 参った その通り 自分の事
当然の事 自分だって感じてる でも
仕方無かったのだ 毎日毎日
単調な現場作業
今日 今月 今年は喰える でも

油まみれ 汗まみれ これで
停年迄ーーと考えたら 果して
これで良いのか 放り出さず
停年迄 やれるのか ・ やるのかーーと
頭の中は 闘っていた

日々 与えられた仕事
忠実に こなしつつ
何か 何か無いのか と
迷い続け ある目標を思いつき
仕事中は勿論 頭の中で追求し

仕事以外の全ての時間は
自分夢に費し始め 遂に
自分夢を実現化した 暫くの間
新たな仕事で喰いつなぎ 再び
新たな夢をみる 再び

新たな夢に挑戦始める 多分
理解を越える軽薄さを 次々と
重ねてゆく 手に入れた世界で
生きればいいのにーー再びーー
軽薄は 変化への起爆剤
軽薄こそ 次なる夢への導火剤 多分
生ある限り 軽薄に生きてゆく
老人になると
何やるにせよ 心傷つけぬ為
マジ 半分
遊び 半分 そんな
気構えが 大事かなー と思う

何やろうと もう頂点は望めない
何指そうと 時間は足らず
エネルギー も足らん それに
どうせ 自分だけの満足に過ぎない
やった1 旗をふるのは みっともない

お父さん 何かやってるみたい
じいちゃん 何かやってるね
連中の目に 一人遊びに耽ける
ひまを持て余す 姿が映る
ひまに負けぬ為 何かやってる
姿が 見えている

何 やってんの
何で それやってんの? 多分
聞いた方が 喜ばれるのか
知らん顔が いいのか
迷った末 そっとしておいてくれる

じいさん 喉元迄 言いたい事
出かかっている オイ お前達
何か やってみたい夢 あるだろ?
何か あんな風に出来たら いいなー
そんな事 考えるだろう?

思い切ってやれ やってみろ
え? 忙しい 暇がない?
スマホだのテレビだの そんなモン
みーんな やってるじゃないか
みんながやらぬ事 やるんだよ
ないしょで だまってやるんだ
いまに 夢が手に入るから
地球上には沢山の生きモノ
生きている 争いながら も
ほどほど相手の存在を認め
それなりに共存している でも相手を

絶滅に追い詰める生きモノがいる
人間と自称する 我々二本足動物だ
多分 体毛が無く 力が弱く
他生物のように 裸で生きにくいから

自然火を見 火の脅威におびえつつ
火の威力を目にし 自らの生存のため
火の利用に気付き 自然生きモノを
捕え火で焼き喰い 風を防ぎ
火で身体を温め 次から次

不自然な生きモノへ 変身を
続けたのだろう 他生物を喰い
毛を皮を奪い 自らの身にまとい
きびしい温度差の中で生き続け
やがて 自足生存から
ピューマの如く移動する工夫を考え
象が引くが如く巨大物を移動し
空を舞う鳥の如く天空をとび
何時しか 地球体の空気を汚し温め
何時しか 海水を温め 氷山を溶かし
今や 数十年後 人間絶滅ありか と
公然と危惧されている

大量生産 大量消費
大量廃棄 モデルチェンジによる
さらなる 廃棄物増大化
現代産業と称す 果てしなき
自然素材の加工は 人間動物そのものの
変質を強化してゆく 恐らく

これを止める知恵 人間は持たない
もはや この流れは誰れも止められない