本 意識し 読み始めてから
足掛け 六十余年思い出すなー
二十代の頃 古本屋のおやじさんと
仲良くなった
宮本武蔵 頼むよ
徳川家康 頼むよ
ゴルゴ13 よろしく
忍者武芸帳 よろしく
・ ・ ・ ・ ・ よろしく
おやじさん コツコツと
集めてくれる
おい揃ったぞ ・ ・ 二~三ケ月に一度
ケチケチためたお宝持ち
ニコニコしながら受取りに行った
コツコツ自作本棚にあれこれジャンル
文庫本 四十メートル ・ ・ ・ 今
チラリ目をやると にらまれる
超秀作品連中 呆けじじいに
何を言いたいのだろう
何を叱りたいのだろう
中学時代 アップアップ と
喘ぎ 息苦しくハウツー本に
助けを求めた 人間ジャングルで
逞しく勝ち続ける男達 弱虫私を
支えてくれた
退職後 百円店が出現
恋愛モノ 他 補充出来嬉しかったが
今や じいさん もう
本は買わない いや買うゆとりが無い
もう 置き場がない
八十歳でラブプロ渡辺さん往った
多分 お前も早く来い もっと
グチャグチャ物語り読ませてやるからと
声 掛けられている
一日中 暇 生きる為に生きてる
じいさんにとって 読書は優先度
一、二、を争うヒマツブシ
図書館通いの常連となっている
雑読能力のじいさんだが
年間 五~六百冊お世話になる
もし 購入なら百万はゆうに越える
もう余り時間はわずか
本片づけに着手はじめた
いやー これって実にきびしい
一冊づつ手にする サヨナラか ・ ・
心は重いが ・ ・ 片付けねばならぬ
毛沢東選集か ・ ・
漱石全集か ・ ・
残してしまったら子供達が困る でも
サヨナラは辛すぎる きっと
作品達も切ないだろう サヨナラって
悲しい言葉だなー