初湯は昨日、 成城の湯 へ行ってきました。
今年最初の湯記事は、初湯では無く、2018年の〆湯でございます。
こちらの施設はタイトルの通り、12月30日の宿泊をもって、営業終了されました。
なので、年末の〆湯記事に適している?と思っていたのですが、間に合わなかったの
情報は、いつも当ブログのお相手をして下さる セリコさん(勝手にリンクゴメンナサイ)
東京の大田区~横浜にかけて(アバウト過ぎてすみません)、私の中では京浜黒湯温泉郷と
思っているのですが、
中でも、蒲田のビジホ2軒は他銭湯とはランクが違って、東京の温泉ホテルとして、
大変に貴重に思っていました(もちろん、大手町に「星のや」さんとかもあるけれど・・・)
もう1軒は、和(なごみさん) ですが、末広さんは未湯で
いつでも行けると思っていたら、まさかの閉店情報。
なんとか、12月29日に訪問出来ました。
利用は90分ということで、相方と時間の約束をしていたら、
「だいたいでいいですよ」とうれしいお言葉。
最初から、時間オーバーするつもりはありませんが、このひと言って
とても安心につながるありがたいお言葉。
こういう、昭和レトロなホテルで、そんなほっこり接客に癒される~。
ほら、ロビーにはくまさんが、黒湯に浸かってるし~
ってことで、こちら女湯の入口。
蒲田といえども(東京の端といえば、端)、東京ですよ。
東京のビジホで、エレベーターも階段も使わず1階に温泉浴場があることも
なんだか、奇跡に感じるのは私だけ?
洗面台も、一般家庭みたいだし。
先客のおばあちゃまが帰り支度中。
「明日で終わっちゃうのよね」とおっしゃるので、伺うと6年?7年通う常連様。
銭湯じゃなくて、東京のビジホ温泉に、湯治に通う方が
いらっしゃるんだと思うと胸がキュンとなる。
中の先客様も、ほどなく上がり、私の後に来られる数人までは
僅かに貸切状態になることも出来ました。
この時は、絶え間ない客で、無人状態の溢れ出しは滞在中はありませんでしたが、
贅沢な循環加温かけ流しなので、浸かれば、バサーーーっと溢れます。
加温無しの源泉まんまが無いのが残念と思っていましたが、
ライオン湯口から出てくるのは、源泉まんまのようで、満足満足。
そして、温泉銭湯にありがちな?過剰な加温では無く、適温加温がありがたい。
タオル無しでいいから(バスタオル、ハンドタオル貸出付)、もうちと値段下げてくれないかな?
と思っていましたが、入ると納得しました。
値段下げたら、もっと加温温度上げて、回転率上げる??かと。
この日は、ゆっくりまったりとは行きませんでしたが、
この後いらっしゃる、おばあちゃま姉妹とも会話がはずみ、
ますます、昭和ほっこり入浴。
身体の悪い妹さまのお世話をお姉さまが支えながらのお姿に学ばせて頂きました。
ほんとうに、しっかりの黒湯
フラッシュで↓でこれくらい
やっぱりね~、東京に来るまでは、経験したこと無かったな、黒湯。
塩原の元湯が先だったかもだけど・・・
浴感は、私にはツルスベいや、スベスベだったかな (忘れるのがはやすぎる)
こちらは男湯↓
男湯も貸切状態が少しあり、途中からブロガーさん?が何人かお見えだったそうですよ。
男湯は、サウナ付
麦茶のサービスにもホッコリ
そして、そして、なんといっても、ステンドグラスのライト達の存在が大きい。
1~2枚パチリ撮らせて頂いていたんですけれど、
あまりにもステキだなぁ~と思い、支配人?に伺ったら
おばあちゃま(元女将??)の作品だとのことで・・・。
許可頂いていないので、すいませんお顔ぼかさせて頂きましたm(__)m
そうしたら、もう夢中でパチリパチリと・・・・。
来館した時は、全部点いて無かったんですけれど、お風呂上がったら
全部点灯していましたし。
撮りきれていない作品まだまだありますが、これだけあると、お手入れも大変だと思うんですよ。
浴室もそうでしたが、どこもキレイにされています。
閉館後、嫁ぎ先は決まっているのを伺って、ホッとしました
嫁ぎ先といえば??先にお風呂から上がって、ニコニコしている相方の視線先には
ん??
おおーーーっ。
これは、さらにさらに、ほっこりだわ。
何度目だ??
ここは東京だよね??
ホテルは解体されるそうなので・・・・あら、まぁ・・・・
と思いきや、お家決定??
なんだか、地域猫??だったのかな?
大切にされてたんだなーーーと、またまたほっこり(何度目??)
もうちと、はやく来るべきだったと思うと同時に、間に合って良かった。
昭和から営業され、平成とともに・・・さみしいな (平成まだあるけれど)
営業終了前の姿を見届けさせて頂けたことに感謝です。
ありがとうございました。
東京都大田区・・・(閉館されたので、詳細住所無)
2018/12/29 お気に入り度 ★★★★