夢の星 3 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

紙製マスク

プラスチックのゴーグル

ゴム手袋

作業服

ゴム長靴

と大きなプラスチックのカゴ

ここの最低限の装備だ。

館内の説明を少し聞かされた後には
もうこの一式を渡されていた。

まだモウロウとしている。

それでも言われた通りにカゴから伸びる紐を握り、カゴを引きずり廊下を歩く。

鉄のドアを三枚くぐった。

そして、
野球場ほどある大きな広場に出た。

普通の刑務所ならグラウンドになるだろうが、



ここはゴミの山である。