海洋戦隊 オーシャンジャー10 (17) | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

 観客は、テレビ放映されているスイハンジャーは知っていても、
 たまに深夜放映されるオーシャンジャーは、ひとにぎりの大人しか知らないようだ。

 面白いのはキッズはスイハンジャーを応援するが、大人(特に男性)はオーシャンジャーをニヤニヤしながら応援している。

イカの足の攻撃をかわすのが精一杯のヒーロー10人。

1人1本の足が飛びついてくるのだ。

オーシャンレッド
「ずっとあの足にマークされてる。」

オーシャンブルー
「痛っ、強烈なパンチ力!」

すると、

「ギャー!」オーシャンピンク
「イヤーン。」スイハンピンク

ピンク二人が捕らえられてしまった。
腕が巻き付き締め付ける。


スイハンイエロー
「あ、望月(もちつき)はん。
      今助けるぞ!」

オーシャンイエロー
「桃香、またかよ。」
   (ベロンチョナスにも捕まっている。)


オーシャンピンク
「早く助けて、苦しい。」

スイハンブラック
「あの武器を!サフラン。」

マシコ
「あかめし
    もちつき
    サ、サフラン?  
        なに、ハーフ?」

スイハンイエロー
「よーし、待ってろ。
       黒米(くろごめ)はん。

      コネコネ、ペタペタ、
          バーナーでジュー。

    できた。

        きりたんぽソード。」

ミット
「現地で作るのね。
     いい香り。」

オーシャンイエロー(黄貝)
「なるほど、長い剣を作ったのか。
     やるなサフラン。」

スイハンブラックは、きりたんぽソードを構えると、その腕を切り落とした。

イカニモ
「キャー、お手てイカれたー。」

スイハンピンク
「ありがと。みんな。」


オーシャンブラック(黒久)
「やっぱ、声がメッチャ可愛い。」


オーシャンピンク(桃香)
「うちの男子。
      こっちも助けんかい!」


オーシャンジャーたち

レッド
「おっと、
    スイハンジャーに見入ってしまった。」

ブラック
「えー。
    でもあの足の間を行くの?
     接近戦はやだなぁ。」

ブルー
「ソード借りてくる?」

イエロー
「思ったんだけど、
       バーナーのほうが強くね?」