「サンソ ノウド テイカ」
「サンソ ノウド テイカ」≫
博士
「ついに車内の酸素が、こりゃまずい。」
≪ダーーン≫
バスに衝撃。
青鮫
「ポセイドソが来てくれた。
ほら、窓の外!
ポセイドソが抱き抱えてくれてます。」
店員
「やったー。早く海面へ行ってけろ。」
≪グシャグシャ≫
水圧が更にかかる。
黄貝
「潜るな、上だ。ポセイドソ。」
タケコ
「ロボットの腕にしては、ヌルヌルじゃないけ?」
明石
「は?」
窓にへばりついて外を見る。
店員
「そのロボットは、
腕は何本だ?」
博士が辺りを見る。
「ひーふーみーよー、
腕が多いぞ!」
店員
「私は見ただ。
今、目が合ってしまった!
ロボットじゃねぇ。
・・・ダイオウイカ だ。」
ダイオウイカに抱えられて海底に引き込まれるバス。
≪サンソ ノウド テイカ。
スクリュー コショウ。
メインエンジン テイシ≫
店員
「苦しい、息が・・」
タケコ
「寿司を食べに行くのに、
イカのエサになるの?」
≪ピシッ≫
強化ガラスにヒビが入る。
≪ピシシシシッ≫
黄貝
「窓ガラスが割れる。
ポセイドソまだかっ!」