海洋戦隊 オーシャンジャー 10 (9) | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

海底秘密基地
巨大ロボ
ポセイドソ ドック

この巨大タンクにポセイドソは直立している。

 ポセイドソの足元に水が注がれる。

その水位が上がる。

くるぶし  「ヒャ」
膝下          「ウー」
股下          「ウヒィ」
首               「スゥーー、フッ」
今、完全に水が満たされた。

タンクと海底の水圧が同じになると、天井の出口が開く。

ポセイドソは海面を目指し発進した。

激しいばた足で。
「ウゴ、ウゴ、ンゴ、ブハァ。
      ンーー!」

「」はポセイドソの作動音です。


その頃
バスの車内では。

店員1
「あんた、大丈夫って言ったじゃない。」

店員2
「いやよ、こんなところで最後なんて。」

店員3
「そのナポリタンとかはまだなの?」

博士
「ポセイドソだ。
     巨大ロボットが助けに来てくれる。」

明石
「ヤバイよヤバイよ、
     リアルガチで番組終了だよ。」

桃香
「そんなぁ、
     グラビアアイドルから、
      女優になって、
      IT社長と結婚する私の予定はどうなるの?」

黒久
「夢じゃなくて、予定なのかよ。」

黄貝
「ごめんなさい。
      どっちにしろムリ。」

桃香
「なんとかしろー!」

タケコ
「お嬢ちゃん、夢は諦めちゃダメ。
     頑張れば夢は叶うの。
    ITでもETでも寄ってくるわ。」

桃香
「ETは いらない。
      夢じゃなくて、予定なのよ。
     人生プランなのよ。」

店員
「じゃ、いっぱい頑張らないとね。」
桃香の胸を見つめる。

黒久
「まだグラビアでつまづいてる。」

タケコ
「アタシの夢、
     いやプランだって叶ってないわ。

    モグちゃんと皆で東京観光、
        スカイツリーに登って、
     ザギンでシースー!」

博士
「築地じゃねーのかよ!」