UFO工場12 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

ビルの玄関の階段の前に案内されたマサキ

そしてユウドウは急いで車椅子用のスロープを遠回りしている。

「やぁ、いらっしゃい。マサキくん。」
昨日、デンエモンで会った社長が出迎えた。

二人と一台はロビーに入る。

そこにはガラスケースがあって、お掃除ロボットの他にもいろいろな家電が並んでいた。

「こんにちは、顔だけ出したので帰ります。」
マサキ

「あぁ、お母さんにそう言われて来たんだね。
    
  大丈夫だよ。
    お母さんにはお話してあるからね。」
社長

「わかりました。
     でもお菓子はいりませんから。」
マサキ

「あ、あぁ、そうだね。
    お菓子ね。
   ごめんね、食堂以外は飲食禁止なんだ。」
社長は
お菓子の用意
とロボットのパネルに書いて、総務部に送信した。

そしてビジターの札をマサキの首に掛けると、3階に向かう。

エレベーターを降りると、長い廊下があり、設計室にたどり着くまでに2箇所のドアをくぐった。

社長は、その度にドアの横の機械に手をかざす。
するとドアの継ぎ目が緑に光ってから開いた。


「魔法みたい。」
マサキも真似したが反応しない。

「ここにチップがあるんだよ。」
社長は手の甲を見せる。

「飲食禁止なのに?」
マサキ

「ポテトチップじゃないよ。」
社長