仮面トラッカー イダテン 3-22 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「社長は、イダテンはどこだ!」
お兄さん

「フ、一足遅かったようだな。
   彼ならそこで息絶えたところだ。」

「なんだと、社長ー!社長ー!」
布団の山に登って山頂で叫ぶ。

「いや、踏んでるから。」

「この下か!」
お兄さん

「一人でこの布団を掘り返すつもり?」

「くそぅ、社長。
    社長はな、
    落ちこぼれで、ヤンキーで、イケメンで、
    フラフラしていた俺に調理師免許を取らせてくれた。
    俺はシェフとして、お客様の笑顔で更正できたんだ。
    お前も、お前も更正させてやるぜ。

   食らえ、ソーメンバズーカ!」
≪ボグーーン≫

「グハァ。
      貴様ぁ、イケメンは余計だろぅ、うっ。」
星は顔面にソーメン弾を食らった。

「社長ー!
    いま助けますから。いますぐに!」
お兄さんはバズーカを放り投げて、布団山を崩しにかかった。

≪充電シテクダサイ。≫

≪バッテリー切レマデ アト 10ビョウ≫

「社長ー!社長ー!」
お兄さんは布団を剥がしては投げているがイダテンまでたどり着くには相当の時間がかかる

≪8ビョウ≫

「敵に背を向けてはいけないよ。シェフ。」
星はバズーカにソーメン弾と転がっているドライアイス弾を詰め込んだ。


「君のラストオーダーだ。
        それ、そうめん お待ちっ!」
星がバズーカを発射!