余命 24時間 32 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

漫画喫茶 りらっキング ライフシティ前店

看板を読む。

シャワー200円

漫画喫茶が一時間 350円

入会金 500円!

「足りねぇ。クソ坊主。」

あの千円があれば。

仕方なくライフシティで体拭きのウェットシートを買おうとした。

ライフシティに入る入り口でバス停を見つけた。


「コミュニティーバスが出ているのか。」

150円で乗り放題。

ここから家に帰れるかもしれない。

ここが始発でどこでも座れる。

しかし匂いそうなので一番奥に座った。

乗って来たのは、
おばさんが3人と、
ここから通っている女子高生が2人。
サラリーマンが1人。

7人と運転手で出発。

次のバス停であの男が乗ってきた。
一番前に歩き、座るかと思いきや
運転手に刃物を突き付けた。

「なんですかっ!」
運転手

「おまえら、このバスは俺が頂いた。
   下手な真似するなよ。
   まずケータイを通路に投げろ。
   早くしろ!」

サラリーマンも女子高生もおばさんもケータイを通路に投げた。

荒俣は

座席の影に隠れた。