≪スィーー≫
ペッパーが走り回る。
≪ガッシャン、ガッシャン、ガッシャン≫
追うポセイドソ
『ハァー』
ピンク「何、今の?」
イエロー「た、たぶんダクトの排気音かなぁ…」
『ヒィー。』
ブラック「おじさんの溜め息だぞ。」
グラッ
ブルー「よろけてる。」
ちなみに、ポセイドソの頭部とコクピットの動きは連動している。
ふらふら~
大きく傾いたポセイドソ
ピンク「危ない!日本丸(模型)に倒れそうよ!」
博士から通信が入る。
「あの日本丸を壊したらプロデューサーにすごく怒られるぞ。
絶対壊すなよ。」
イエロー「ポセイドソ、大きく足を上げてこらえるんだ。」
≪ザブン≫
ポセイドソは右足を海面から引き上げ、
日本丸の手前に足を下ろした。
ブラック「よし、踏ん張れ。」
≪バキバキバキバキ≫
博士「…え?」
日本丸はゆっくり沈んでいく…
イエロー「足ヒレーーー!」
博士「絶対壊すなって言ったのに、」
ピンク「フリじゃなかったのね。」