スーツ88 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「ハハ、ハハハハ。
自由?ハハハハ。」

軽油まみれのニセセブンがクローン兵士を振りほどいて立ち上がる。

左手でポケットのタバコを取り出す。
「こんな同じ顔の連中が世界に出たら

気持ち悪いだろ。
ハハハハ」
カードライターでタバコの先に火をつける。


「やめろ!No.10」
セブン

「所詮、俺たちは組織のおもちゃだ。
自由とか
平和とか

ぬかしてんじゃ

ねーよ。」

≪スゥー、フゥー≫
深く吸って吐いた。

そのタバコをピッと上に弾き飛ばす。


「逃げろ‼」
「ヤバイ!」
クローン兵士が下がる。

≪ボゥッ≫
軽油に引火

それは一瞬にして基地に広まった。