スーツ62 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

≪ガチャ   ギィーー≫
ドアの音

「ん?」ナイン

「お、誰かな?
コースケか?

おチビちゃんのジュンシンか?」
セブンはドアに語りかけ、
コップを持ったまま耳を澄ます。

「返事がないな。」
ナインはコップを置いた。

    「おい、合言葉は?」セブン

合言葉も無かった。

「合言葉を忘れたのか?」ナイン

      「合言葉は
         5文字の言葉
         ならなんでもいいんだ。」セブン


「まずいかもな。」ナイン

「ここを出るぞ。」
セブン

事務室を静かに出る二人。


クローン兵士が静かに入ってきた。

事務室を見渡し、声の主を探している。