ランチを終える。
コップに水を入れ、
アイスコーヒーの元
という角砂糖サイズのキューブを放り込む。
キューブが溶けて、コーヒーの香りと白い煙が溢れた。
ドライアイスの粉末が入っている。
コップが汗をかくほどキンキンに冷えた。
「くぅー、生き返るな。」ナイン
「お互い死にかけてるからな。」
セブンは笑った。
そしてセブンは、殺されかけたクローン兵士の恐ろしさをナインに教えた。
怪力で冷酷な殺人鬼だ。
それを大勢相手にしては勝ち目がない。
こちらに重火器でもあれば良いが、日本で調達は不可能だ。