63 奇襲 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「奇襲と言えば、ライフラインの切断です。
停電は発電所や変電所の一斉攻撃によるものです。」
高井

「雷のタイミングに合っていたから疑わなかった。
どおりで復旧しないわけだ。」

「通信もできません。
インターネットや電話回線がやられ、政府も連絡が回せない。
報告もあがってこず、手が打てない。」
高井

「電話局が砲撃されたのは見た。

君たちのそのパソコンもネットが使えなくては、世界に発信できないのでは?」

「うちら世界に顔が広いんです。
このデータを暗号化して、フランスとカナダの友人に送ります。

こいつで。」
高井さんが何か取り出した。

「ラジコン飛行機?
冗談でしょ?」

「目には目を

ロケットには…」高井

「ロケットを?
いや、それはないか。」

「このソーラー翼弾道ロケットです。」
高井

「その小さいロケットでフランスへ?」


のび太の心境を体験した。