33 逃走 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

店の裏口に灯りが漏れている。

それを100メートル離れた場所から見ていた。

「停電が終わったのかな?」
彼女は、辺りに他の電力を探す。

他の店やビルに灯りは無かった。

自販機も自動ドアのセンサーのランプも消えている。

良く見ると裏口の明かりは動いていた。
明るさが変わるのがわかる。

「略奪されてるんだわ。ッカツク。」
彼女

「店の商品は残念だが、俺たちも食料は略奪するかも知れないよ。」
腹へった。

「そうね。金の価値はなくなったんだね。」
振り返って前進することにした彼女

≪バタン≫
急に裏口が開いた!!

出てきたのは二人の兵士。

驚いた。

兵士は、耳に手を当てるとうなずいてから、真っ直ぐこっちに走ってきた。

俺は彼女の手を引いて走った。
「気付かれた!!  逃げるぞ。」

「まずら(マジだ。の意味)」

店と店の路地に入り込むことにした。


キャンプセットとラジカセが邪魔くさい。