ハグワン 1 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

滑走路の上にそれは居た。



H U G - 1

通称 ハグワン


それは、付近の航空機とは異質であった。


ジャンボ機の倍近くある全長
1.5倍の全幅

しかし、胴体はつぶした缶のように薄くなっていて、その中央は、長方形にくり抜かれている。

主翼は前後に二枚

最後尾に四枚の垂直尾翼


航空機であるが、巨大なソーラーカーにも見える。

さぞかし大勢の旅客か貨物を積みそうだ。

しかし
ハグワンの荷の定量は1つ

それは、空中でトラブルを起こした航空機1機。


これを抱えて安全に着陸させる為の機体である。