いじめじめじめ サポーター | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

あれから何日経ったろう。

アシェラさんを気にして、休み時間の度に廊下に出てるが

姿が見えない。

やはり…。

クラスが違うので確認しづらい。
アシェラさんは日本語もカタコトで決まった友達がサポートしているのを見ている。

その友達が向かってきたので隠れた。

友達は、通り過ぎた。

「あんたのせいでアシェラが、」
幻聴が頭に響く。

あの友達が、いつ振り返るかヒヤヒヤする。

アシェラさん
謝りたい。

でも、それこそ迷惑に…。

私が本当に何かの菌の保菌者なら と思う。

それを武器に、相手をヘッドロックして目と口の粘膜にタップリ唾を飛ばしてやる。

弁当の唾のお返しだ!


そんな勇気ない。


あ。
最後の授業が終わった。

部室に急ごう。


モテ男 浮かれてるし。