~IOTA DEN~ 67 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

《紫雲。無事だったの!》
華伽も無線に加わった。

《連絡が遅れてすまなかった。
今、中国行きの貨物船だ。》
紫雲

「よくやった。」
和尚

《アメリカ人の遺体を使って替え玉にした後、スニバで奴らを追ってきた。
じゃ。お先に失礼っ》
紫雲


実は、地下通路は単純な8の字を2つ組み合わせてあり、仕切りを動かすことで敵を意のままに歩かせられる。

その隙にアメリカ人の遺体を置いて
紫雲は息絶えた
と思わせたのだ。

スニバとは
スニーキングバイクの略で、特別に開発した電気バイクである。

ステルス性能や擬態モードもある。

とにかく音も熱も出さないという潜入用バイクである。


スニバでジャイロコプターを追って山を越え港に着いた。

ジャイロコプターを隠したコンテナを確認した。

今はスニバを擬態モードで隠し、煙突の先のステップで夜風に当たっている紫雲。


重烏と楼射の手術を終え、華伽と合流したら中国へ渡る。