「忍者かぁ。
写メ撮りてぇ。
いや、ハクさん。
これは銃刀法に触れますよ。」
山口
ハクさんは黙って山口の胸ぐらを掴む
「おいヤマァ。
俺たちはなんか見たか?」
「見て‥ません。」
山口
「話を聞かせて下さい。」
ハクさんは山口を離した。
「ふぅ。恐っ。」
山口
和尚は袈裟を着て、経過を話した。
「あの2人が射撃場にいたんですね。
解毒薬を与えに。」
ハクさん
「あの人が至近距離で撃たれた人だったのか。」
山口
話が続く。
「アメリカ忍者と中国忍者ですか?」
ハクさん
「映画のようだけど現実なんだよな。」
山口
《ギィーィ》
「誰か来ました。かくれたほうが」
山口
「大丈夫。
仲間の偉王汰だ。」
和尚
「見なくてもわかるなんて。
やっぱりスゲーぜ。」
山口