u.g 068 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「皆さんは地底人に遭いましたか?」
先生

「はい。」

「彼らは人間より先に地球に住んでいるのです。

彼らは時間を気にしません。
というのも、生まれてから死んじゃうまで地下から出ないのです。
ここって、一日中真っ暗闇でしょう。
時間を知る術が無いから気にしないのです。」
先生

「先生。
地底人は話をしないですよね?」
中村

「そう、皆さんと違うのは、会話をしなかったり、身体が光ったりします。
何かに似てません?」
先生が必殺技のポーズ

「ウルトラジン!
先生知ってるんですか?」
森田

「うちの子も好きなので。」
先生

「へぇ。今度会いたいなぁ
先生に似て美人ですか?」
森田

「あは。
ありがとう森田くん。
でもうちの子は30才のおじちゃんよ」
先生

「ぶっ」
机に頭を打ちつけた森田

「じゃあ、先生はいくつなんですか?」
中村

「30歳に地下に来て、ここで30年生きてるわ。ふふ」
先生

「ろ。ろくじゅー!」
森田

「ウソぉ」
中村

「あれか、美魔女。」
大野

「なぜか地下では歳をとらないの。
殿様はあれで160歳だしね。」
先生

「ひゃ、ひゃくろくじゅー…」
森田

「パパと同じくらいだと思ってた」
大野


「なんか、地底の世界って、深いな」
中村


「ん。シャレ?」
森田