仮面トラッカー 14 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「うおおーっ。
力がみなぎってきたぁー!」


「当たり前だ。
俺たちが世界中から技術者を誘拐して作らせた戦闘スーツだからな。
この甲冑はプロトタイプだが、その戦闘スーツは、さらにパワーアップされていて、それでいて軽量化…」ボス


「これはいい。トラックの手積み、手下ろしにもってこいじゃないか。
フォークリフトいらんな。

いいものもらった。」猛

「あげてない。

俺の話も聞いてなかったろ。だいいちあんた…」ボス

「お前たちっ!
未来あるセーショーネンを誘拐し悪の手先として利用するとは、許せんっ!」猛

「また聞いてない!
いきなり口上を始めたぞ」ボス

「お前たちの暴走、自動取り締まり装置が見逃しても、この仮面のヒーロー
トラッカー イダテン様が許さん!」イダテン

《シャキーン》引きで撮影
《シャキーン》ローアングル
《シャキーン》アップ


「今の、悪事の暴走と車の暴走をかけた訳だね」ボス

「説明するな。恥ずかしいだろ。」イダテン


「何ぃ。人の服を盗んでヒーローだと」グレーマン

「……もらったんだ」イダテン


「あげてないっ」グレーマン