ワクワクしながら入口の木戸を引く
『ワッハッハ』
『もぅバカ』
笑い声が溢れだす。
「楽しそうね。」桃香
「いらっしゃいませぇ
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甲高いミットの挨拶。
「白井君。いや白井ちゃんを…」明石
「白井、あ。
源氏名を聞いてないのね。いま呼ぶわ
パールちゃんパールちゃん三番テーブル。」
白井を呼び出したミット
『パールちゃん!』5人
「おいみんな。くれぐれも期待するなよ」黒久
「もちろんだ。
体操選手の肉体のオカマちゃんだからな。」黄貝
「怖いもの見たさって、これね。」桃香
「いらっしゃいませぇ。」
白井 改め パール
『来たぞ』
テーブルで目をつむる4人
「あれ?
何よ、みんなで目をつむって」
席に着くパール
「誰か勇気のあるやつ。」明石
「無理」黄貝
「桃香、頼む。
夢でうなされないレベルか確認してくれ」黒久
「え。あたしが?
わかったわよ。」
ゆっくり目を開ける桃香
「ハァーイ」
指をひらひらさせるパール
「あーーっ!」桃香
「え?どうなったの」
明石
「お通しが来る前なら帰れるぞ。」黒久