4話 {大変身} 16:筋肉オカマは… | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

店の入口。

ワクワクしながら入口の木戸を引く

『ワッハッハ』
『もぅバカ』

笑い声が溢れだす。

「楽しそうね。」桃香

「いらっしゃいませぇアップ
甲高いミットの挨拶。

「白井君。いや白井ちゃんを…」明石

「白井、あ。
源氏名を聞いてないのね。いま呼ぶわ

パールちゃんパールちゃん三番テーブル。」
白井を呼び出したミット

『パールちゃん!』5人

「おいみんな。くれぐれも期待するなよ」黒久

「もちろんだ。
 体操選手の肉体のオカマちゃんだからな。」黄貝

「怖いもの見たさって、これね。」桃香

「いらっしゃいませぇ。」
白井 改め パール

『来たぞ』
テーブルで目をつむる4人

「あれ?
   何よ、みんなで目をつむって」
席に着くパール

「誰か勇気のあるやつ。」明石
「無理」黄貝
「桃香、頼む。
   夢でうなされないレベルか確認してくれ」黒久

「え。あたしが?
    わかったわよ。」
ゆっくり目を開ける桃香

「ハァーイ」
指をひらひらさせるパール

「あーーっ!」桃香

「え?どうなったの」
明石

「お通しが来る前なら帰れるぞ。」黒久