「わしは飯を用意する。
風呂でも入ってゆっくりしていきな。」
博士は次の自動ドアに消えた。
「最高だな、あの博士」白井
「もっと長居したい」黒久
「暖まったら俺もトイレに行きたくなった。」黄貝
「俺も」白井
「俺も」明石
「……」桃香
《フィィン》
乾燥室を出ていく四人。
「連れションか」黒久
10分後
「…トイレ遅くない?」
乾燥室に1人の黒久
~~~その頃~~~~
「トイレあるじゃん」白井
男子マークのドアに立つ白井
《ビュン》
上にスライドする自動ドア
「お!カッコいい!お先に」
ドアをくぐる白井
《ビュン》閉まる
「ぎゃああぁ!」
ドアの向こうから白井の悲鳴
「どうした!」明石
「大丈夫?」桃香
「彼は尿道結石か?」黄貝