続いてデッキに上がってきたのは、
「待てコラァ。 返せっての」
黄貝 巧男
(きかいたくお)
だ。
2人の黒タイツに挟まれている。
『パ~イ パス』
『パイ。』
「こら。」
黄貝の上を行ったり来たりする物体。
空飛ぶ円盤?
お掃除ロボット?
いや、
手作り飛行偵察機だ。
名前通り
かなりの機械オタク
『パス』
『パイ』
『パイよ』
『ナイスパス』
この円盤型の機械でフリスビーが始まった。
「壊れるっ。遊ぶな!」
機械を取れない黄貝
『パイ~と、
あ!しっパイ』
ここでフリスビー遊びに終止符。
≪ヒュー…≫
船の外に飛んで行く偵察機。
「あ!バカァ~~」
黄貝は ダイビング キャッチ!
『パイパ~イ』
『パイなら』
手を振る黒タイツたち
「…はうっ?」
黄貝は船から飛び出していた。
落差10mのスカイ ダイビング
そのままアニメのように海へ直行。
《ザッパァァン》
偵察機を抱えたまま落ちた。
海の中で ダイビング