1話{選ばれし者たち}7:ダイビング | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

続いてデッキに上がってきたのは、

「待てコラァ。 返せっての」

黄貝 巧男
(きかいたくお)
だ。

2人の黒タイツに挟まれている。

『パ~イ パス』

『パイ。』

「こら。」

黄貝の上を行ったり来たりする物体。

空飛ぶ円盤?
お掃除ロボット?

いや、
手作り飛行偵察機だ。

名前通り
かなりの機械オタク


『パス』
  『パイ』
『パイよ』
    『ナイスパス』
この円盤型の機械でフリスビーが始まった。

「壊れるっ。遊ぶな!」
機械を取れない黄貝

『パイ~と、
    あ!しっパイ』

ここでフリスビー遊びに終止符。

≪ヒュー…≫
船の外に飛んで行く偵察機。

「あ!バカァ~~」
黄貝は ダイビング キャッチ!


『パイパ~イ』
『パイなら』
手を振る黒タイツたち


「…はうっ?」
黄貝は船から飛び出していた。

落差10mのスカイ ダイビング

そのままアニメのように海へ直行。


《ザッパァァン》


偵察機を抱えたまま落ちた。

海の中で ダイビング