25 車は浮く? | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

いやぁ泣いた。
いい涙をながした。

また来よう。

ずいぶん歩いた。
スカイツリーの照明が8回点滅、もう20時だ。
帰ろう。

『楽しい1日だったわ。
ジロ、タクシーお願いね』

『承知しました、あと4分お待ち下さい。』

4分後

無人タクシー到着
『お待たせ致しました。ドアを上げます、お下がり下さい。』

フゴォ シューン

おばさんとジロが前に俺は後ろに乗った。

内部クリーニング完了の文字が光っている。
いつもピカピカの車内

運転席は無く、自動運行中の文字があるだけ。

一般道を80キロで走るが周囲の車との距離で制限スピードが変わる。

10メートルは常に開く車間距離。

自分で運動しても、制限がかかるから、運転しづらい。
よっぽど自動運転で景色を見たほうが楽しい。

ドリフトやレースは、体感ゲームでできる。
タイヤの焼ける匂いもするしリアルだよ。

GPS無しクラシックカーやスーパーカーはイベントしか乗れない。
お台場の海上サーキットのレースが人気だね。


残念ながら、まだ自動車は飛んではいない。

新幹線も700キロ営業してるし、外国へは大気圏外シャトルも早いし、飛ぶ必要無いよね。


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物語はフィクションです。