いやぁ泣いた。
いい涙をながした。
また来よう。
ずいぶん歩いた。
スカイツリーの照明が8回点滅、もう20時だ。
帰ろう。
『楽しい1日だったわ。
ジロ、タクシーお願いね』
『承知しました、あと4分お待ち下さい。』
4分後
無人タクシー到着
『お待たせ致しました。ドアを上げます、お下がり下さい。』
フゴォ シューン
おばさんとジロが前に俺は後ろに乗った。
内部クリーニング完了の文字が光っている。
いつもピカピカの車内
運転席は無く、自動運行中の文字があるだけ。
一般道を80キロで走るが周囲の車との距離で制限スピードが変わる。
10メートルは常に開く車間距離。
自分で運動しても、制限がかかるから、運転しづらい。
よっぽど自動運転で景色を見たほうが楽しい。
ドリフトやレースは、体感ゲームでできる。
タイヤの焼ける匂いもするしリアルだよ。
GPS無しクラシックカーやスーパーカーはイベントしか乗れない。
お台場の海上サーキットのレースが人気だね。
残念ながら、まだ自動車は飛んではいない。
新幹線も700キロ営業してるし、外国へは大気圏外シャトルも早いし、飛ぶ必要無いよね。
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物語はフィクションです。