82《1分の1俺》 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

セーターやしましまパンツは弾け飛んだ。


そして、元の
1分の1の
普通の俺に

『戻ったぁぁぁ!』



全裸だけど。

服は、あのタンスにあるだろう。
それより

床の服の塊からミニワタルとミニ後藤を探す。

いた。
気を失っている。


俺の命の危機は去った


そして、この2人は、お地蔵様の新たな持ち主となり、命の危機に小さくなった。

裸の2人を机に置き、お地蔵様を見に行く。


桐の箱が光っている。

手に取ると、みるみるうちにお地蔵は小さくなって、ついに消えてしまった。

2人は、もう戻れない。



後藤のケイタイを借りる

『山さん、迎えに来てくれ』