61《逆に》 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

車通りも少ない田舎の国道だ。

びびりながらも信号無視を2つした。

これ以上は精神的に無理。

あぁ、また赤だ。


フォンフォンフォォン

スピードを落とすとフカしてくる。

で、また信号無視

この次も黄色に変わった。

間に合え!
アクセルべた踏み

もちろんヤツらも加速し併走してくる。


そうか、逆に

フルブレーキ

キョワァァァ

車は白煙に包まれる。


スポーツカーは遅れてブレーキをかける
止まってバックランプが点灯した。



今だ!
急いで脇道に入る


公園に続く道だ。

公園の公衆電話で110番してやる。