50《元ヤン》 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

『え、?今なんと?』
女性リポーターが差し出したマイクをサッと奪い取ったカミサン

キレたね。
ヤバいよヤバいよ~
俺、知らないよ~


『うそだろ?
面白くなってきましたよ~』
カウンターでアグラをかいた常連が喜んでる

『お前の奥さん、さ』
山さん

『そう。元ヤン』

『だよね。』
首を振る山さん


『だからぁ。
ちげぇっつってんだろババァ。
人をコケにして飯食ってんなよ。
なめんなボケかす!

さっきからうっせんだよテメェら。
赤ん坊が寝らんねーだろが。』


『おー!いいぞ』
パチパチ
常連が手を叩く


すっごく恥ずかしい。
でも、
カッコいいぞ、かぁちゃん