羽生結弦×糸井重里 対談『いつ世界が終わっても。』ついに最終回が来てしまいました( ; ; )
羽生結弦×糸井重里 対談
『いつ世界が終わっても』
第12回
とうとう最終回が来てしまいました
とにかく、濃〜い神対談でしたね
改めて、
羽生結弦の頭の良さが再認識されたように感じます
コピーライターである糸井さんをも唸らせた、その思考と言語化する能力
あれほど忙しい日々の中で、本はほとんど読まないと言っていた割に、きちんと〝学び〟の時間を取っていたからこそ出てくる言葉の数々に、これぞ!羽生結弦って思いました
いわゆる、小説的なものではなく、あくまで、フィギュアスケートに落とし込む為の、学術的な論文や哲学書などを読んでいたと、平昌五輪後に語っていましたけど、そこから学んだものが、後の様々な場面で役立っていることは確かですし、まず、言葉のプロである糸井さんと感性が合うという時点で、単なるアスリートの枠を超えていますよね
可愛い
世間一般が思う〝ゆとり世代〟って、いわゆるマイペースで、多様性に富んでいるイメージだったんですけど、ゆとりがあるからこそ、じっくり考えて行動できる、視野が広がるって考えると、その子の個性と隠れた才能を見いだすという観点からしたら、実は、必要な教育方法だったんじゃなかろうかと思うわけですよ
世界に通じるアスリートが何人も誕生しているのも、この〝ゆとり世代〟ですしね
まぁ、せっかくの〝ゆとり〟をどう使うかは、本人次第なところもあるけど、羽生くんの場合は、それが必然的にゲームになったということで、ゲームから学ぶことが多かったのも、ちょうど、ゲーム自体がシューティングからロールプレイングへと多様化していった時期でもあったのかなって思うのですよ
ゲームからの〝学〟って、決して、親や学校では教えてくれないですからね
フィギュアスケーターにゲーマーが多いってよく聞きますが…
このスポーツの特性上、友だちと遊ぶ時間が取れない→許された時間の中で遊びを確保する=ゲームなんでしょうけど、要は、前頭葉をフル回転して、ゲームを〝学〟にするか、いわゆるゲーム脳で淡々と行うかで、後の思考能力に大きな違いが出るんだろうなぁって、つくづく思います
それに、
今ある〝羽生結弦〟が出来上がったのも、単なるギフテッドだから自然とこうなったわけではなく、常に我が子を正しいレールに軌道修正できて、さらに能力を引き出せた親御さんの育て方があったからなんじゃないかとも思います
12回に渡っての神対談が終わってしまって寂しい限りですが…
それにしても、
羽生くんは、感性が似ていて、思考回路がハイレベルな方たちと話すとイキイキしてくるのが、発した言葉の端々から分かりますよね
そりゃ、あの界隈では、ハイレベルな会話が出来ないわけだよ
これからも、他分野の超一流の方たちとの繋がりが、どんどん増えると良いですよね
羽生結弦が、まだまだ隠し持っている才能を引き出してくれそうじゃないですか
羽生くんと重里さん
素晴らしい対談をありがとうございました
ここで語られたキーワードを勝手にランキングするとしたら、1位は、なんと言っても、
〝ミラーニューロン〟
かなぁ
重版決定