激しい雨風の一日だった。


日中は昨日に引き続き、夫が率先して実行している部屋の模様替えと断捨離。


忘れかけていた洋服がでてきたり、先日、100円ショップ(100円じゃなかったけど)で買おうかどうしようか3分くらい悩んで買うのをやめたピッチハンガーの新品が出てきたり。

収穫?があった。



そして、これは忘れてたわけじゃないけど、押入れにずーっとしまってあったギターをこの機会に、なんと約35年ぶりにケースから出してみたのだ。


20代前半に、今はなき、岐阜のダイエーに入っていた楽器屋で買ったエレキギター。



思いのほか、きれいな状態だった。

というかピックガードには保護カバーがついたままだよ。


教則本買って、ドレミを爪弾くまではしたんだけど。

ギターが重くて、当時から肩凝り症だった私は、重さに耐えられなくなり、それっきりだった。


それに、教えてくれるボーイフレンドとかもいなかったしね。




約35年の時を経て、昨年からアコースティックギターを弾き始めた。


上達はなかなかしないけど、簡単なコードの曲ならなんとかジャカジャカかき鳴らすことはできるようになったよ。



このエレキを真剣に練習し続けてたなら、もしかして、そこそこのギタリストになれたかもね、なんて。



20代の自分が、何を思ってギターを始めようとしたのか、全く記憶にないんだけど。


過ぎ去りし青春に後悔するとともに、アラカンの今、再び青春が巡って来たような気がして、人生というものは悪くない。


そんな気がした嵐の5月の一日だった。