ギターとエアメール #3 (ゆいちゃんず) | 欅坂46 小説 - 街角でキスをしよう -

欅坂46 小説 - 街角でキスをしよう -

短編、長編、どちらも書きます!

私とずーみんは喫茶【欅】でバイトをしていた。


路上でもスタジオでも、何にしろライブをするのにはお金がかかる。

2人で協力していつもお金を集めるために必死だった。そして夜は閉店後のこの喫茶店でギターと歌の練習をするのが日課だった。


「 ゆいぽん!今度オリジナルの曲を歌ってみない?」

「 いいね!歌詞はどっちが書く?」

「 じゃあ歌詞はゆいぽん、作曲は私がやってみる!」

「 ずーみんにそんな高度なこと出来るかなぁ?」

「 いっつもゆいぽんは私のことバカにするんだから!」

「 はいはい、もう、ずーみんはかんわいいなぁ 」


私は必死に考えた。どんな曲にしようかな?友情を歌おうかな?やっぱり恋愛かな?私は今の好きな人のことを思い浮かべてさらさらさら〜と書き上げた。


まるでチューニングが…


明日、ずーみんに見せたらなんて言うかな?ドキドキとワクワクで胸が高なった。





これは私たちの大事な物語。

ずーみんがくれた幸せな毎日なんだ。